2016どん詰まりで書き込み

■年末なので今年最後の書き込みを。 20:25 2016/12/31
1年を振り返りまして「書く努力が足りんなあ」まだ1本も提出できていません。ま、いろいろと心の迷いがあり。最近は小説には自分の人生が出るなあと思ったり。
はい、しょーもない話は置いといて(早よ提出せい!)今年見て心に残った映画を。
ズートピア」は外せませんね、唖然とするほど完璧な映画した。ディズニー恐るべし、動物ものでアレって、脚本もCGも凄すぎる。残念なほど参考にするも何も、ムリって感じがするんですが、それが悔しい。
 あとビデオで見た「イミテーション・ゲーム」に涙しました。コンピュータの歴史の本には必ず出てくるアラン・チューリングの伝記的映画。チューリングマシンですね。そのマシンがですね。映像でカタカタ動いているシーンを見るとですね、勉強した身としては、ああっ、動いてる、よ、く見せてくれたっ、とそれだけで感動しました。で、実はそのマシンにチューリングが付けた名前は? とストーリーにマシンが絡んでくるのは、もうたまらん、昇天って感じでした。見てね。
 それから今はミニオンズの可愛さにハマっています。これはアマゾンプライムで見たんですが、プライム入らなきゃ見てなかったなあ。ということでプライム1年続けることにしました。
 もちろん清水さんのように職場の近くに映画館があり、いつでも見られるってのが最高だと私も思ってます。でも私の勤め先は郊外の小さな駅で
沿線には映画館もシネコンもない、仕方なくプライム、かなあと。
 プライム対象のアマゾンビデオを探す、意外と見逃していて、「今すぐ見られるなら見たい」って映画あるもんですね。今私のウォッチリスト(お気に入りみたいなもの)には映画10本以上、TVシリーズ5本ありますが、これ全部1年で見られるんだろうか? 見たい。
 ということで2017年もよろしくです。


*[読書日記]一行感想「平台がおまちかね」
日常ミステリ、主人公は出版社営業。
知らない世界が舞台の話はとても面白い。語り口もいい感じ。


*[読書日記]一行感想「結婚しなくていいですか」
すーちゃんシリーズ続編。アラフォー世代の女性の漠然とした不安がじわじわ染み込むように書かれていてリアル。
これも知らない世界なわけで。でも読後感は良いです。救い。
続きも読みたい。


*[読書日記]一行感想「女の窓5」
自虐的な独特の笑いはこの人独自のもの。
面白いです。シリーズずっとクオリティ高い。夫が吉田戦車だと思うとさらに笑える。
また子どもが可愛いんだ。


■11月課題図書
「運を支配する」とはおおげさなタイトルだけれど、運を掴むとしなかったところに「こだわり」があるんでしょう。
いろいろな内容が散文的に書かれているので統一性はないように思ったのですが(ビジネス書でよくある山本七平、的な)なるほど、ふむふむ。
一つ一つが共感できたり、相反すると思ったり(でもケース・バイ・ケースで違うことも当然ある)麻雀とは偶然の配碑から始まる不平等なゲームでビジネスによく似ている、というのはその通りですね。
もっとも平等な配碑から始まる将棋というゲームも、指し手に与えられた条件は異なる不平等なゲームなわけで、アニメ「3月のライオン」を毎週楽しみにしている私はそう思ったりしました。
章立ての中では「勝者の役割」として、麻雀から敷延して一番手、二番手の役割を考察しているところが、深くて面白かったです。


■映画「スミス都へ行く
古典として見る。こんなにアツい映画だとは思わなかった!


■映画「マイマイ新子と千年の魔法」 2016/12/06 10:42
とても良かったです。
先入観無しで見たので物語に入り込めたし、とても丁寧に作られていることがよくわかった。
素晴らしい。

一行感想「妖怪探偵・百目3」 2016/12/06 10:41

怒濤のクライマックスから、意外とほっこりした終わり方でよかったです。
妖怪は友達って思えてきます。


*[読書日記]一行感想「お母さんという女」
とてもよかった。
誰でも母になる。でも母も一人の人間で女性。
大好き。
なんか、ぐわーっと来ます。
良い本です。益田さん、本当に母好きなんだなあ。
いろいろと、とても伝わってくる。


*[読書日記]一行感想「懐かし10円ゲーム大全」
参考本として、役に立ちます。人はいろんなものを愛するのだなあ。
実用新案「コイン又はメダル数回指先弾走遊戯装置」は、すごい名前だなあ。


*[読書日記]一行感想「ザ万遊記」万城目学 2016/11/22 19:27
P202 そこで万太郎は、執筆の前に、テンポのよい小説を読む。短い文章で構成された良質な小説を読み、そのリズムを体の覚えさせる。そのあと、パソコンに向かうと、短いリズムが自分の文章として立ち昇ってくる。難しい内容にさしかかると、ついつい長い文章が顔を出す悪癖を押さえられる。相手のブレスをひと蹴りでかいくぐろうとするよりも、細かいステップを続け、辛抱強く状況を打開する、ベンゲルに倣い採用したこのやり方を、「執筆におけるラダー・トレーニング」と命名している。


*[読書日記]一行感想「チロルチョコで働いています」
面白いけど、中身が薄い。腹三分目だ。


*[読書日記]一行感想「ココロミくん」
たぶん再読。
前に読んだときは、本のページが薄いなあと思ったけれど、チロルに比べると格段に中身が濃いことを発見、面白い。
ただ走り回るルポとか、人間観察がいい


関西文化の日
廻ってきました。
大阪日本民芸館 > ピーズおおさか > 大阪歴史博物館 > 大阪青少年科学館 これで丸1日。
 なかでも、大阪歴史博物館、とんでもねえ。
 どうして、こんなことに力が入っちゃたのか。あさっての方向に税金をムダに投入しちゃった例だと思います。確かにすごいけど。
今はインバウンドの観光客の皆さんが着物を気付けしてもらって、ひゃーひゃー言いながら、自撮りしておれれるのが目立っていました。では結果として役に立ったということか?
 もう子どもが一緒には行ってくれない「青少年科学館」も無料の日なら恥ずかしくないと思い、ひとりで行きましたよ。
 実験装置もイマ風にスマートになっていて、大人も楽しめる施設になっていました。子どもはただボタンを押しまくるだけだけどな。
ちょっと静かにして解説をじっくり読ませてくれませんか
 ピースおおさかは、ずっと行きたかった施設でした。でも、中途半端にお金を取るとこってツマラナイことが多いし、気が乗らないじゃないですか、私だけですか? 今回行ってみて、意外としっかりした展示に好感を持ちました。
 焼夷弾の実物大模型は、この前見た映画「この世界の片隅に」の空襲場面を補足してくれました。
でかい。しかも爆弾の中の数十個のクラスターが散開し飛び跳ねて、発火材を噴射し粘着して火をつけるという、まさに悪魔の兵器です。
 人間同士の諍いが第1次世界大戦では国家が摺潰しあう総力戦となり、人間が開発したテクノロジーが想像を遙かに超えたジェノサイドを引き起こし、さらに進化した第2次世界大戦では大量の人間を一瞬で屠る大量破壊兵器が生まれたことがわかります。黙祷。
 「ピースおおさか」は建築物もユニークで一見の価値アリです。


*一行感想「砕け散るところをみせてあげる」
正直な感想を書くと、自分はあまり砕け散らなかったです。
同じ著者の「とらドラ!」はタイトルだけ知っているから読んでみようかな。
正直な感想を書きますと。
一読して、ラストの部分の意味がよくわからず、ネットを浅ましく漁ってしまったのですが、叙述トリックうんぬんと得意げに解説している人がいました。
が、んなことわかってるって、言われなくても。
ただの上滑りの比喩です、これは。
意味ありげに書いていても、ただ格好付け過ぎでわかりにくいだけ!
こんなものを叙述トリックといったら、ミステリ作家全員がこの本を33・1/2回転でぶん投げて、がしがし踏みつけるに違いないです。
なめるな。


■追悼 吉野朔美
 本当は知っていたんだけど、嫌なので頭の中から追い出していた。
本の雑誌の追悼号を見て、実感が沸いてきました。
もう、あの吉野朔美はこの世にいないんだな。
繊細で飛び抜けたセンスを持った絵と、絵に合わせたのかよ、と思った内省的お話は読むことができないんだな、独特の間の笑いのセンスも。
自分はどストライクの世代ではないけれど、あの頃、やたら精緻な絵を描く少女漫画家がいて、みんな大好きでした。熱心に一部の少女漫画家を読み込んでおりました。
 それは吉野であり、松苗あけみ、であり、清水玲子だった。あと東宮千子だった。「純情クレージーフルーツ」に爆笑し、「竜の眠る星」の絵に何でこんな角度の絵が描けるんやろー、と目を見張った。
東宮(絵は雑だけど)の「明るい青少年のための恋愛」は独特の世界観に半分呆れ、どんどん話の風呂敷を広げてしまって、これは商業誌なのに「やおい」に行くしかないのでは? と、どきどきした(いや、既にやおいだったけども。その頃もう尾崎南高河ゆんも同人誌を描いていたし)。
 中でも、吉野朔美は特別な存在で、絵的にも、ストーリー的にも、いかにも少女な、ある意味クサい漫画を書いていました。ああ恥ずかし懐かしい。今読んだら赤面ものかもしれないけど。
 そんな人も、まだ現在を生きていて、何かを描いてくれているだけで安心できたのに。
 逝っちゃたのかあ。早死にすぎる、伝説になっちゃうよー。
 でも嬉しくないよ。それより長生きして、ももっともっと描いてほしかったよ。ただ、ただ合掌するのみ。

一行感想「妖怪探偵・百目1」

近未来の世界、先鋭的な都市に妖怪たちが跋扈する、イメージの奔流、科学と妖怪のバトル、超能力に呪術師の登場、わくわくする、素晴らしいなあ。


■映画「この世界の片隅に」 2016/11/15 00:18
 話題作、アニメ「この世界の片隅に」見てきました。イオンシネマ茨木 14:05上映回。
 やけに朝日新聞が押していると思ったら協賛していたのね。さらにイオンシネマ茨木、壁一杯にスクリーンショットと設定画がディスプレイしてばしばし貼ってあり、謎だ。
 映画を見る私の立ち位置は、原作の「こうの史代」は特別な漫画家だと思っており、その中でも「この世界の片隅に」は、ひとつのピークである作品と捉えています。
 だから、安易なアニメ化は作品への冒涜と呼ぶべき、地獄へ堕ちろ、それなりの覚悟で作ってもらわな許さへんぞ、と思います。

 映画を見る前に、4つのポイントを確認しておきたいと考えました。
1.あの、こうの史代の独特な描線の絵が果たしてアニメ化可能なのか?
2.さらに独特の世界観と、ふしぎな間の取り方が表現できるのか?
3.能年改め、のんが主人公すずを演じるにふさわしいのか?
4.原作に感動した読者の期待を、原作と同じ感動こそ求めないけれど、別のものをアニメとして見せられるのか?

 ひとつずつ確認します。
1.はなかなかの出来だと思いました。丁寧な描写がされていましたし、予想外なことに呉空襲のシーンは胸が痛くなるほどの迫力でした。
2.は表現方法がマンガとアニメでは違うので難しいです。漫画のコマとアニメのカットの繋ぎは違うと思うので。がんばっているのはわかりますが。
3.は私は違和感なかったです。とてもよかった。逆に能年だと意識しちゃうともったいない。
4.は、うーん、どうなんだろう? 原作は単行本3巻の長編連載漫画ですし、2時間の尺ではね。描ききれないものがある感じがします。
 幼なじみの水野とのシーンとかぐっと来るんだけれど、原作でも大好きな場面だったし嬉しいけど、割とシーンごとに流れがぶつ切りな気がします。
原作に忠実な映画化をしているので、それが逆に辛いです。
 映画は真面目にきちんと作られていて、好感は持てるのですが、原作と違う映画としての感動があるか、といわれると。
個人的には「原作を読んでから見に行った方がいい」と思うのですが、原作を知らずに映画を見た人の感想を、とても聞いてみたい気もするのですよ。
 でも後でも先でもいいから、原作は必ず読め。
ただの「悲惨な戦争の話」ではない、生きること、について描かれた普遍的な文学作品です。
 映画は原作の副次的な作品。サブテキストだと思ってみれば、とてもよくできていると思いました。


*[読書日記]一行感想 益田ミリ「お父さん」という男 2011/01/01 00:02
なるほど。
娘からみたお父さんというのは・・・。
ほくほくしますね。こういう本は。
「ファーストフートは、わしゃ好かん」というお父さんが、ケンタッキーだけは好きで、車で買いに行く、というのがおかしい。
益田さんのお父さんは、益田さんのエッセイを読むそうなので、この本を読むのは、嬉しいのか気の毒なのか。と気をもみます。


■映画「イミテーションゲーム」2016/11/08 06:30
アラン・チューリングは、情報科学の教科書ではコンピュータの基礎を考えた天才として、彼のチューリングマシンとともに必ず出てくる人です。
映画館で見そびれていて、今回やっとDVDで鑑賞しました。
じーん、と来ました。
いろいろ言いたくなる映画でした。
まず映像が素晴らしい。きれいでスタイリッシュで、もっともらしく時代背景を観客に納得させる映像であること。見入ってしまいました。
(そうだ昔「炎のランナー」を見たときも、こんな感じだった)
映画ではアラン・チューリングの設計した機械、コンピュータの先祖ですか、が出てくるんですけど、これが動くシーンにわくわくする。ダイナミズムを感じます。うわわ、動いているわー、という子供がおもちゃ見るみたいな感動を覚えます。ああ、これがコンピュータの先祖かあ、という感じ。
そしてベネディクト・カンパーバッジの天才っぷりがもう、この人が演じると、本当に天才って感じ。頭はいいんだけど、突出した天才っぷりなため、周りとなじめず孤立、でも実は繊細で傷つきやすく、ちゃんと弱い人たちを思いやれてっていう、彼にどんどん肩入れして見ちゃうんですよね。
彼の秘密って設定(割と早くに明かされる)が、これは悲劇で終わるしかないっていうのを観客に早々と感じさせて、その過程が丁寧に描写されるので、もう途中からツラい、でも見続けなければっていう、瞳孔開っきぱなし見たいな状態に。
ストーリーは断りなく、時代を行ったり来たりして(晩年、青年時代、子供時代)最初はやや混乱するんですけれど、最後にすべてが収斂していくが、うまいなあ、泣かせるなあ、と思いました。
ええ、心で泣きました。


■11月は文化系イベント花盛りです。
何しろ3日は文化の日ですから。
 いつもここへ行った、あそこへ行ったの後追い記録では人のためにならず。11月、これから私が行く予定のイベントを紹介します。
5、6日はイケフェス大阪。
 大阪の数々の名建築が特別にこの日だけ公開する。建築好き狂喜のイベント、ガイドブック300円も絶賛発売中。もう行くしかないでしょ。
名だたるビル達が私を待っているのだ。
私、ハコモノ大好き人間ですから。いやー楽しみ。
19日、20日は関西文化の日
 知らなきゃモグリの博物館好き大興奮イベント。あそこも、ここも、みーんな無料に。この機会に地味でなかなか行けない、美術館、博物館に行っとけ、行っとけ。
 私の予定は、万博の日本民芸館、それから、それから、地図とにらめっこして頭を悩ませるのも楽しい。
何しろ1日の開館時間が限られているから。
 日程が合えば、ぜひ行くことをお勧めします。
検索すればHPで詳しいイベント内容がわかりますよ!


■本日は日文研の公開イベントに行きました。
日文研って何? 私も初めて聞いたんですけど。「日本の文化・歴史を国際的な連携・協力の下で研究するとともに、外国の日本研究者を支援するという大切な使命を持った大学共同利用機関」だそうです。そうですか。
 場所は京都洛西にあるんですが、立派な施設でしたよ。びっくりです。
普段は研究施設なので一般非公開。わさわさ人が来ていたのも、びっくりです。
 小説書きとしては、優秀な歴史データベースが一般公開されているのが注目です。文献と画像がありますが「妖怪」に絞ったデータベースは一見の価値ありです。ネタに使えるんじゃないかな。
見るだけでも楽しいですよ。
イベントは個人的に好きな本の著者を見られたのが嬉しかったです。
「霊柩車の誕生」以来、ほぼ読んでいる井上章一教授や「武士の家計簿」の磯田道史教授ですね。ミーハーですけど。
 裏イベントの「大衆化された探検隊ー川口浩探検隊を見てみようー」は、個人的には楽しみにしていて、トラブルはあったものの、とても面白かった。
だいたい、始める前に「嘉門達夫 行け行け川口浩!」が流れた段階で、うはうはしちゃうじゃないですか! 水曜スペシャルのタイトルロゴがばーんと出るだけで、懐かしい、いろんな意味で。
イベント会場はそんな人でかなりの入りでしたよ。指摘された「妖怪ウォッチ〜金妖スペシャル コマさん探検隊」は明らかに水スペに対するのノスタルジーとにオマージュを捧げていて、かつ「水スペ」とは日本人にとって何だったのか? について一つの回答を出していると思いました。
妖怪ウォッチ」あなどれねー。
 この日文研の立派な建物の後ろはすぐ山、そろそろ秋の色づきが始まっていて、ココロ癒されて帰ってきました。
また、イベントがあれば来たいかなあ。

一行感想「魚舟・獣舟」上田早由利

豊かなイマジネーションと、深みのあるストーリー、上質な物語を読んだなあ、という印象がある。どれもクオリティ高いッス。でもメチャな設定で妖怪が出てくる「妖怪探偵百目」が一番スキ。


■いろんなイタい、痛い描写をサービス満点賞で繰り出してくる(それでいて理系)の小林先生はやっぱりヘンな人としか思えないです。
真夜中に、うひひひ、もっと読者にイヤなことを書いてやると、笑っている小林先生を想像してしまう。

一行感想「セント・イージズの武勲」

少年が健気にがんばる話は大好きだ!
ジュブナイルを意識して書かれた本だと上田先生も仰っているが、大人も十二分に楽しいです。帆船の航海、とか帆船同士の海戦とか燃える。そこに謎の海洋生物、南海の褐色の少女に(その頃の)新テクノロジーの蒸気船が絡んで、空想科学小説の趣もあり、楽しさ、てんこ盛り小説です。
上田先生の本筋のオーシャンクロニクルとは違うけど、わくわくする面白さがあります。いいね!


■ちょっとお祝い。2016/10/22 06:35 
昨日は家族でディナー(って程大したことない)晩ご飯。カローレまで歩いていく。
生ボルチーニ茸のピザとか、旬のものだし高いけど、高い分うっまいわ。
(前菜の蒸し魚も新鮮で旨し)。デザートの濃厚プリンも、崩しても直立しそうなほど濃厚、これ大好きです。近くにこういうお店があって幸せだわ。
子鬼も嬉しそうだったのでよかった。


びわ湖で「コンドルズ」 2016/10/09 18:03
イン・びわ湖ホール
鍛え抜いたパフォーマンスで、くだらないコントを全力でやるコンドルズは、くそ最高だ。
今回は20周年、それなのに(だから、かな)くだらなさも客いじりもさらにヒートアップしていた。拍手、拍手。

昼食は

滋賀ちゃんぽん、あっさりで深みの味、野菜が一杯乗っているのは好みかも。ちゃんぽん以外のメニューも引かれた。
お店のオペレーションのもたもたは(新店だから)大目に見るか。
大阪にも店あり。

一行感想「近藤史恵リクエスト ペットのアンソロジー」2016/10/05 14:42

再読しました。
やっぱりバラエティに富んでいて面白かったです。
前は大崎梢先生の別の作品を読むきっかけになりましたが、今度はまた別の先生の作品を読んでみようと思いました。


■10月の食事会 2016/10/02 22:28
レコンフォルテにて。
ちょっとよく行き過ぎかなあ、と思っても今回も素晴らしかった。
前はうちには高めのプライスと思っていたけれど、周りのどーでもいいものをブランド付けで高い値段を取る店が増えてきた中で、とてもお値打ち、安いとさせ感じるこの誠実さは何だ。
ごちそうさまでした!
そのあとまた喫茶店で休憩し、まったりした1日が過ぎました。

TSUTAYAで借りたもの 2011/01/01 00:11

■CD「SISHAMO/SISHAMO3」
朝子は確実に進化している。青臭さとのバランスが微妙なラインに来ているな。まだいいけどね。
次はどこへ向かうのか? 
■映画「海街ダイアリー」いくら是枝作品でもこんな女性向けっぽい映画は私は映画館に行けない。
シネマハスラーで激賞されていたのでレンタルしました。うっ、広瀬すず、やばい。今、この時しかない瞬間がフィルムに焼き付けられた、とでもいうべきヤバさ、子どもでもなく大人でもない危ういバランスの一瞬の輝き。これだけでも見る価値あり。
また映像がとてもセンスが良く、古き良き日本映画なんて言葉が(知らないくせに)浮かんでくる。でもローアングルとか簡単に言うな。自然なようで精緻に計算され尽くした映像なんだと思う。また魅せるシーン多いし、三姉妹の女優さんも素晴らしいし(夏帆さん、初めて知った。うまいなあ)極上の絵みたいな映画でした。


■話題の「いきなりステーキ」
イオンモール伊丹へ。椅子付き店舗があるとのことで奥さんを連れて。通常の店舗は立ち食いで、さすがにそれに付き合えとは言えないからね。
平日昼でも普通に行列。並びました。待ちはうまくいって30分位かな。
朝早く行くのが吉かも。
300gのステーキがランチで1350円(税抜き)はすごいな。で、予想よりはずっと良い肉だった。これなら、ちょっと肉食いに行こうぜっ! て誘えるね。よかったです。

枝雀寄席DVD第2巻をみる 2016/09/25 08:08

未だにしじゃくは色褪せていない。
ただ当時の世相は感じる。くすぐりとか、そこだけ古い。でも噺はいまだに新鮮だ。笑える。
ざこばの解説も趣深くてよい。
他の巻も借りてみたい。

一行感想

10ラブ・ストーリー
アンソロジー。「ジョゼと虎と魚たち」を読むために借りた。
「ジョゼ」は余計な部分をそぎ取った結晶みたいなピュアな話だったなあ。
映画の脚本はかなり話を膨らませていることがわかる。小説の後日のことまで膨らませているのはかなり偉い。
向田邦子岡本かの子は素晴らしかった。
時代風俗が書き込まれている作品はやはり古さを感じるなあ。

一行感想「理系の人々5」 2016/09/16 06:17

裏表紙のマンガが面白い!(でもこれは、おそ松さんのパチンコ警察24時では?」あと横浜サイエンスフロンティア高等学校のレポートがすばらしい。好きなことを続けることが最高に楽しい! 研究のためならすべてを忘れられる。いいなあ、私はこの学校に入り直したい!

一行感想「ぼっちの歩き方 淺井麻由美」 2016/09/15 07:09

これは別役れいとかぶってるな、芸風が。で、もっとオタクより。で、気づいたんだけど、これってユーチューバーと同じだ。
ひとり芸。ツッコミなし。
でも、ユーチューバーの芸なんて普通に商業ベースに乗るレベルに達していない。それを引き上げているのは、この人の場合は文章の巧みな芸と自撮りの変な写真だろう。


■「陽だまりの彼女」読了 2016/09/05 22:29
コレ最後ふぁんたじーデスカ?!
オチがこれで伏線張ってますって納得できない。


■9月1日 シン・ゴジラ、見てきました。 2016/09/03 23:06
確かにこれは今の日本で出来る最高峰の特撮映画だなと思いました。
個人的には冷却液の注入シーンのミキサー車のシーンにぐっと泣けるものを感じました。小さな標的めがけて命がけで作業している、たぶん陸自施設科兵という設定だと思いますが、今まで工兵が主役の映画なんてあっただろうか(否、無い)。
攻撃ではなく技術と巧みで解決する日本は「まだまだやれるぜ」と元気づけてくれる映画、なのかな。
とにかく第3幕はわくわくしましたよ。


■3日ですが仕事があり参加できません。すいません。
でも、おかげでオリンピックは興味持って見ることができました。女子日本卓球団体3姉妹、長女泣き虫、次女ガンバリ、末っ子けなげ、のキャラ立ちハンパねえ。決勝に残る選手一人もいないのに男子400mは銀メダル、チームワークかっけぇ! 人並みに興奮いたしました。
それで仰天したのは、日本女子バレーボールいつのまにスタイル良しおしゃれチームになってたの? 知らんかった。何しろラリーポイント制に変わったときから(もちろんリベロも知らない)縁遠かったので、ぐぐりまくりましたよ。もうルールから戦術から何から何まで違うじゃないですか。セッター宮下遙がジブリアニメの顔って、いわれてるらしい。
そんでいまバレーボール絡みで見つけたアニメ「ハイキュー」に夢中です。正当はスポーツアニメで、これも面白い! です。

一行感想「MM9」 2016/08/08 09:57

人間原理の援用、神話宇宙 怪獣を出すなんてもともと無理なのを「こじつけ」る楽しさ。ウルトラマンシリーズへのオマージュ。
まさかのオチ。うっわー!! と思いました。好きだねえ。
全裸の少女怪獣とか、シュミ全開、よーやるなあ、と思いつつ好きだ。
それが実は、
やっぱり怪獣同士の格闘シーンは燃えるしなあ。

一行感想「退出ゲーム」 2016/08/08 09:55

人気のハルチカシリーズ、アニメ化もあり。
普通にキャラが立っていて面白かったです。
日常ミステリのトリックは私はロジックに飛躍がありすぎる、と感じました。


■映画「ファインディング・ドリー
 ピクサー信者の私が通りますよ。
 いくら私だって「カーズ2」や「メリダとおそろしの森」が傑作だとはいわないけれど、「ドリー」は扱うテーマの重さを考えれば静かな名作(もんぶしょうすいせん)だと思っております。なので喋るぞ。
 家族と吹替版を見たあと、もやもやしました。だからネットでいろいろ関連情報を調べまくったあと、字幕版も見ました。
(そうそう余談ですが字幕版は大阪で2館だけです。シネコンの一番小さい50席ぐらいのここアートシアター? なホールで、居るのは物好きと英語が母語の人だけでしたよ。あ、私もそうか?)
 で、両方見てネット漁りした結果をさっさとお伝えします。
「吹替版も字幕版も子どもにわかりやすい、ということに気を使い過ぎ。台詞はもう一捻りした方がよかったかもなあ」と感じた。
 実は映画の冒頭で赤ちゃんドリーが話すシーン、けっこう重要な台詞を言っていますが、日本語版は吹替版、字幕版とも、
「私はドリー。何でもすぐ忘れちゃうの」
これって単なる忘れんぼ、と誤解されそう(個人的な見解です)。
 でも実は英語版ではこう言っているのです。
「私はドリー。私は short term memory loss です」
「short term memory loss」とは、日本語の症例名は「短期記憶障害」です。これは単なる忘れんぼ、ではなく機能障害なのです。
(たまたま講義の合間に洗井しゅうさんとお話しする機会がありました。洗井さんによれば、「短期記憶障害」はそんなに珍しい症例ではないのだそうで、たとえば交通事故が頭を強く打った場合などにも起きることがあるそうです。知りませんでした)
 この言葉をキーワードとして考えると、その後のドリーの行動も、ドリーの仲間たちの設定にもすべて意味が見えてくる。はい、裏付け、論証、引例、こじつけ、やります。
 監督アンドリュー・スタントンはインタビューで(子どもが買った映画パンフレット参照中)
「この映画は前作から引き継がれた問題を扱っている。僕はドリーに自分が何者なのかを知ってほしかった(中略)。彼女が欠点を自分の個性だと思い、それれを弱点ではなく、強みだと受け取ってほしかった。」と言っています。
 センシティブな話なので曖昧な言い方をしていますが、もうまさに、そのものずばり、ですよね。
 もちろん、そこはピクサー映画、ストーリーも笑いもぐいぐい来ますから、普通に子どもも大人も楽しい映画にはなっていますが、監督が意図した重いテーマを知るとより味わい深いと思っています。

 実は映画を見る前の日にちょうど相模原の事件があり、すごく嫌な気分だったことも関係があるかもしれません。私はこの映画にとても感動した。
 でも別に感動だけ求めて映画館に行く訳じゃないし、単なる個人的見解と思ってくださいね。
 これで興味が沸いたら映画館へGO! してください。
 今回もピクサー印の面白さは保証付き、ですので。

一行感想「なまら北海道だべさ」「北海道ルール」 2016/08/02 07:00

旅行後に北海道関連の本を2冊読みました。
「北海道ルール」は空港売店にもあった本(図書館で借りました)。北海道の野球チーム「ファイターズ」のファンサービスと地元愛の熱さとか、面白いところもあったけれど内容は薄目。
「なまら北海道だべさ」は北海道小樽生まれの著者の北海道愛が溢れていて愛ゆえの叱咤もあり、読みやすく面白かった。また行きたくなる北海道、この人の本はもっと読みたいな。


ホームシアター用プロジェクターを買いました。 2016/08/02 07:00
何か生活を変える大きな買い物をしたいと思ったのです。今より大きなテレビだとか最新のPCとかではなく、今まで家に無かった、全然違うものが欲しい。
だから思い切って買いました。
最大でテレビ150型相当の投影ができます。
スクリーンがあれば完璧だと思うけど、うちは壁。壁紙が模様付きの白なのでそこに投影していますが、まあ満足、いや、嬉しい!! うちは32型からいきなりステップアップなんで。
ホームシアターというと、専用の部屋とスゴい装置とか思ってたんですけど、普及機のプロジェクターは意外と安いんですね。7万円程度だった、型落ちでAMAZONで購入ですけど。
でした。
買ってよかったと思ってます。
DVDだけでなくテレビも映せないのかなあ、と考えているところです。