一行感想

10ラブ・ストーリー
アンソロジー。「ジョゼと虎と魚たち」を読むために借りた。
「ジョゼ」は余計な部分をそぎ取った結晶みたいなピュアな話だったなあ。
映画の脚本はかなり話を膨らませていることがわかる。小説の後日のことまで膨らませているのはかなり偉い。
向田邦子岡本かの子は素晴らしかった。
時代風俗が書き込まれている作品はやはり古さを感じるなあ。