2016-12-31 一行感想 読書日記 10ラブ・ストーリーズ アンソロジー。「ジョゼと虎と魚たち」を読むために借りた。 「ジョゼ」は余計な部分をそぎ取った結晶みたいなピュアな話だったなあ。 映画の脚本はかなり話を膨らませていることがわかる。小説の後日のことまで膨らませているのはかなり偉い。 向田邦子と岡本かの子は素晴らしかった。 時代風俗が書き込まれている作品はやはり古さを感じるなあ。