2016/07/30 12:41
お昼は初めての店「しゃぶ葉
1500円程度でしゃぶしゃぶ、お肉も野菜も食べ放題は、いいんじゃないでしょうか。味はそれなりでも、自分たちで勝手に取ってぐつぐつ煮て食べるのは楽しい。私はレタスを煮るのが実は好き、野菜がいっぱい食べられるのはいいね。
デザートがあるのも嬉しいです。また必ず行くと思います。
ネットで調べると店舗数がまだ少ない(すかいらーくグループですね)実験店舗なのかもしれないですね。


2016/07/21 15:37
北海道へ 札幌、実瑛・富良野、小樽
今回は直前にお義母さんの入院もあり、ばたばたの旅行だったのですが、それはそれで。
1日目
・千歳空港では、小鬼熱愛の「ドラえもんスカイパーク」へ低年齢向けの施設ですが、本人はそれなりに楽しめたよう。おみやげも買ってました。
でもテンション低ッ、と思っていたら腹減っていたという。ええい、もう。
 なんで分かったかといえば、これも空港のラーメン道場でラーメン食った途端に元気になるという。ええい、もう。
ちなみに行列して食べた「えびそば一幻」はふつうにおいしかったです。
ゆるゆるでレンタカーを借り、札幌へ移動。
定番の札幌時計台で、シャッターマン(と書いたゼッケンを着ている!)ボランティアの方に写真を撮って頂き、中に入る(初めて)。
料金200円で学べることは多い施設だと知る。元からここにあったわけではなく、市の図書館として利用されていたこともあったとか。2階の講堂、見応えがあり良かったですよ。
たぶん中に入る人は少ないんだろうなあ。日本観光三大ガッカリとか言われちゃってるしね。でも入った私は、ぜひ中に入ることをお勧めする(安いし)。で、またシャッターマンさんに教えて頂き、きれいな大通公園を通り、札幌テレビ塔へ。
まあ大阪人から言わせるとただの「テレビ塔」なんですけど、景色は良かったです。テレビとーさんの金のキーホルダーを買いました。50円引きにひかれて「札幌おかきOh!焼きとうきび」も買いました。味はふつう。トウキビ型に成形したものがあるのが泣かせる。よく見たらトウモロコシの粒だ。
大通公園は札幌夏祭りでビアガーデンのテントがいっぱい建っている。
テーブルがセットされ、屋台風に料理が売られている。夜空の下でわいわいお祭り気分でビールを飲む、楽しいだろうなあ、と思いつつ今日は夕方から車で旭川に移動なのでガマンガマン(結局行けず)。
でも他の目的があるのだ。近くのミスタードーナツでおやつをしたあと、北海道庁旧本庁舎を見学。私だけ。奥さん、子鬼は別に興味なし。ひとりで入る(無料)。中も見応えのある建物でいいのになあ。
はい本題です。予定にも名前がきっちり入っている「回転寿司トリトン」です。東京ソラマチにも支店を出した超人気店だそうで、あと北海道の回転寿司はとにかく安い上手いだという、確認しなければ。
夕方17時40分店に到着。すいません舐めてました。もうすでに順番待ちが。なんだこの人気は。
見た目は普通の回転寿司、店員さんがすべて手で握るスローオペレーションが見た目の違いかな。汁物の注文を先に取るのも、いまはなきハコイチ(函館市場)と同じ。あれは全国チェーンだけど。ネタの大きさは100円チェーンでなければこんなものかと。先に注文したタラバ蟹汁到着。うまっ! これでやられました。寿司も鮮度がいい。取るネタ取るネタ味わいあり。これは近くにあったら通うわ。
楽しい時間を過ごさせて頂きました。家族も満足みたいで良かった。
このあとが移動ですよ。札幌ー旭川間を高速道路で移動。約2時間。途中からあたりは真っ暗になりました。本当に真っ暗、だって人家がないんだもん、山の中なんだもん、車が通ってないんだもん。闇の中をひたすらハイビーム走っていく。で、ときたま追い越し車線をすごいスピードで車が追い越していく。平均的なスピードが速いんです、こちらは。で、追い越されて車のテールランプが遠ざかると、またひとり、ひたすら走るのです。BGMはドラえもん音楽集。子鬼は寝ている。計4周聞きました。
旭川に着いたのは22時前。くたくたで寝る。


2日目
美暎、富良野に行く予定です。ホテル出発は9時。本当はもっと早く出たかったんだけど子鬼が朝食バイキングから抜けられなくてさ。
普通の道を進み、小高い丘に車で入っていくと、目の前にいきなり広がっているのは写真でよく見る広大な農地の姿だ。まさに北海道という大きな空が広がって見渡す限り緑の平原が広がる。ホンモノを見るとやっぱり感動します。日本にこんな景色があったんだ! と思う。
このあと管理された花畑(入場料あるいは寄付、乗り物アリ)のもう色とりどり夢の楽園みたいな景色も見たし、あたり一面ラベンダーの紫だらけ、の風景も見たんだけど、個人的には最初に見た北海道ならでは風景が良かったなあ。
ランチは牧場でビーフシチュー、値段なりにまあまあうまし。
また札幌に移動する。行きが高速2時間なのを平道でいくんだから当然時間は掛かるわけで、もうこれもただ走る走る。運転する私は景色を見る余裕もなくしています。後ろの座席あまり変わらんみたいですな。きれいな湖は壮大な山もありましたが通過するのみ。17時ホテル着。
今日の晩ご飯はジンギスカン食べ飲み放題ですよ。サッポロビール園。ビール3杯でぶったおれる。意識が飛びました。子鬼はかなり気に入ったみたいで自分で焼いて食べるという今までないことをしていました。
あと車移動はできないので地下鉄に乗ったのですが、これがやけに気に入ったみたいで、また乗りたいといっていました。なぜ?


3日目
 子鬼は北海道大学とウォータースライダー付きプールの2択でプールを選びました。北大は車から見たからいいそうで。
私は全く期待してなかったシャトレーゼキングダム(温泉&プール)ですが、これが良かった。プールは温水、室内と室外、スライダーは浮き輪で滑るの一本、身体だけの2本(高、低)低でも結構なものですよ。楽しい。子鬼は寒かったらしくびびっちゃいましたが両親は楽しんだ!!
屋外には水と温水のプールがあるのですが、水は寒くて入る気になれない。やっぱり北海道の日差しと熱気は大阪とは違い、薄いのです。だから温水で遊ぶ。泳ぐというより漬かる感じですが、やっぱり夏は水遊びだ、と思いました。楽しかった。プールの後は大きな風呂を満喫しました。ここ館内での支払いはお金でなくロッカーの鍵に付いたバーコードを読んで使った金額を累計して、出口で一括精算するというシステム、スマートです。お昼も後精算でお金も出さずラクラク、ラーメンを食べたら、塩、醤油、味噌を選べるようになっているのに、こだわりを感じました。
 お昼からは小樽に向かう。高速に乗ればすぐです。
こじゃれた町なんだろうな、という予想はばっちり、通りは京都嵐山みたいな、ダサ商売上手な店でいっぱい(褒めてます)。有名店ルタオで休憩
。ここのお姉さんが「ケーキセット、お勧め、飲み物込みでこの値段です」と言ったのに好感、親近感「ねーちゃん、商売知ってるやんけ」ここは大阪や、大阪と思いましたが、よく考えたら港町だから神戸ですね。
 古い建物や運河をきっちり残して、観光産業を選んだ小樽市民の聡さよ。愛想良い顔の裏で「観光客はどんどこ金落としていきやがれ」と商売っけもばっちり。嫌いじゃないよその考え方は。
ここで子鬼機嫌悪くなりましてね。今考えると疲れてたんだろうね。私も疲れていた、よく考えれば。つまらんことで叱っちゃいましてね。険悪ムード。これを救ってくれたのが、船での運河巡りツアー。事前に予約しておきました。子鬼が夜景ツアーがいいというので7時半から。時間は40分ぐらいで、小樽の歴史、運河のうんちくなどユーモアを交えた解説、街の灯りの綺麗な夜景。海の風の心地よさ、最後には家族写真も撮ってくれる。お値段分きっちりやってくれるサービスは確かに上質。思い出を作ってもらいリピーターを呼ぶという作戦は商売の鏡です。絶対人に勧めたくなります。
余談ですが子鬼のふくれっ面を見ながら食べた祝津漁港、青塚食堂の魚は感嘆する旨さでした。こ、これはまた食べたい。不機嫌ながらも食にはこだわる子鬼は完食。不機嫌でも美味いといっていました。
札幌のホテルに帰る前に見たライトアップされたテレビ塔は美しかった。あ、子鬼は地下鉄に乗りたいとホテルに帰る途中で降りましたが。楽しんで帰ってきたようです。
翌朝は早起きを誓って就寝。


4日目
早起きした。なぜなら子鬼が朝食バイキングに時間を掛けるためだ!
今日もたらふく食ったのですが、あとでトイレにもじもじ通う羽目に。どうやらアイスを食べてお腹を冷やした模様、かわいそうに。
この日行った支笏湖の神秘的な姿は本当に思い出に残るものでした。風が強く遊覧船に乗れなかったのは残念。早めに空港に戻ることにしました。
空港の松尾ジンギスカンでまたジンギスカンを食べる。ここは食べ放題時間制ではなく、昼時に客を回転させたいから、店員のお姉さんが焼き方を教えてくれる。で、ほぼやってくれる。おかげで「よくわかるジンギスカン焼き方講座」になった。約40分で全て食べ終われた。かつこれも美味しかったので○、あるいは「いいね!」ですか。
JTBの地域使用クーポンが余ったので、大名のようにおみやげを買う。ただし、ちびちびとクーポンの使える店、使える範囲でビンポくさく。
あとはぐったり大阪へ帰ってきました。こっちは湿気で多くて蒸し風呂だ。他県から帰るとよくわかる。
あー。


おまけ
地元独特の味わい商品を買うのは既に性(さが)です。やみつきです。
ソフトカツゲン 私は好きです。どこか懐かしい乳性飲料の味。思い出せないけど何て名前だっけか。
ガラナコーラはコカコーラを原液10%マシマシにした感じ。やきそば弁当は、はい典型的なカップ焼きそばです。けっこう量が多いのと合理的というより「おまけ感」ありありのスープ。ローカル感ありますね。
セイコマ個性ありますね。
札幌テレビ塔の鉄骨組みは「モーレツオトナ帝国」思い出した。いや絶対そうだと思った。


2016/07/19 10:56
[読書日記]一行感想「戦国ぼっち」
こなれた文章で、あっという間に読み進めて1日で読んでしまいました。
戦国の戦(いくさ)描写がリアリティがあってよかったです。
「作業」とか現代語が多いのも、高校生とかの読者層を意識していると思うので気になりませんでした。
戦い、萌え、推理と内容は盛りだくさんなのですが、推理は割と中途半端な感じで少し残念、萌えは作者の書きたいことではないと思われ、ヒロインとのやり取りはともかく、ほかの二人は付け足しっぽく見えます。
本筋が面白いので別に構いませんが、寄り道っぽくも感じてしまいました。
2巻への続き方が「バック・トウ・ザ・フューチャー」っぽいのには思わず、にやり。2巻、読むかなあ。


2016/07/16 07:27
再借り エドウィン・マルハウス/スティーブン・ミルハウザー
    文具術    


[読書日記]一行感想「中国嫁日記3」
月、中国へ帰るの巻。
中国のマンションの話と、今回は作者の妹の子ども達、義姉の子の話が良かったなあ。
[読書日記]一行感想「へえな会社
」面白い。各会社のHPを思わず見てしまった。
気になった会社。
P68,P96,P127


2016/07/15 06:43
雑な話ですいませんが、大まかに考えることで本質を捕らえることもあると考えます。アマゾンの本のレビューを読みながら思ったこと。
共産主義には単純な話で2つの問題点がある。
1.資本主義より経済性が悪い。だから世界の中での競争に負ける。これは致命的だ。
2.もっと根本的な問題として、管理というものが、人でもあれ、物であれ、場所であれ、どうしても必要な以上、上下関係は生まれざるを得ないし、共産主義という性質上、相互牽制が働きにくいので、管理者あえて極論すれば官僚の腐敗は必然に近い。
実際その国を見れば、分かりやすすぎるほど明らかである。もちろん資本主義、民主主義が将来も一番の体制だとは思わないが。


2016/07/11 08:44
映画「シュガーラッシュ」を見る。
ズートピアが良すぎたので(もう限りなく完璧な作り込みですよねアレ)監督二人に脚本家7人さらにアドバイザーは限りなし。作り込みをさらに作り込んでブラッシュアップしている。まあ


2016/07/08 22:18
「ヘイル・シーザー」
コーエン兄弟監督作品。
昔のハリウッドぽいこと、史劇、ミュージカル、大型セット、スター女優、やりたいこと全部詰め込んでみました、みたいな映画。
脈絡がない。本人たちが一番楽しんでる、みたいな映画でした。いや、私は楽しいけどね。でもね。
ある意味うらやましい映画である。

[読書日記]一行感想「神様のカルテ」 2016/07/03 09:25
医者の人はなんか独特の文章を書くものなんだろうか? 
生硬を装って本当にカクカクした文章なんだもの、独特。チームバチスタの人もそうだしなあ(あれは途中でライトノベル並の文章になるのが楽しい)。
でも医者の知っていることは、患者のこと、病院の内情と本当に事実が面白すぎるので、よいですねえ。
けっして上手い小説とはいえないけれど、ページをめくるのが楽しい小説でした。


[読書日記]一行感想「すべての仕事を紙1枚にまとめてしまう整理術」 2016/07/01 11:23
あなたの実績を教えてください。
示す例が絵空事過ぎます。いかにも今猿っぽい。
ただキラーリーディングは参考になりそうです。


[読書日記]一行感想「僕僕先生」 2016/07/01 09:52
「僕僕先生」はラブコメである。
ひとことでいうと、
「ぼんくら青年が何でもかなえる美少女と旅をして本当の自分を見つける話」である。
文章もうまいし挿話も面白いから(わき道がうまい)から忘れちゃうけど、本質は正にそれ。それのみです。だからシンプルでよいのだ。
私は物足りないけど。

一行感想「主婦が、仕事を、探すということ」 2016/06/19 18:05

わたし専業主婦でした。ブランクが10年以上あります。でも二〇代の頃は普通に働いていたし、大丈夫だよね。
ぜんぜん大丈夫じゃない。
あなたの能力自体も、世間の求めからも、まったくズレている。求職して初めて気づく、世の中のおかしな仕組みや歪み、自分がとっくに時代遅れになっていること。
でも、それはあなたのせいじゃない。気の毒なことだ。でも望むような働き口はないという現実。世知辛さが切々とリアルに迫ってくる本です。
主婦必読課題図書です。


*映画見に行けてません。仕事も残業はできないからって家でやる状態なので(これは内緒、内緒)。
楽しみは家で「SHIROBAKO」というアニメ見てます。ネットで(汗)。
出てくるのが美少女ばかりなのは商売上のお約束なので、性差あまり関係ない話です。お仕事アニメ。アニメ制作会社とアニメ作りのお話です。
脚本、絵コンテ、原画、背景、3D、動画、アフレコ、リテイク、やり直し、すれ違い、仲違い、喧嘩、仲直り。理想と現実の狭間でもがきながらも、モノ作りってのはなあ、いいよ! という話。
真面目な奴も調子良い奴もひねくれた奴もいる。でも皆アニメが好き、物語が大好き。そのためならいくらでも頑張れる。
見て元気が出るアニメです。

一行感想「しゃばけ」

ゆったりと物語が語られる感じがとてもよかった。
主人公の一太郎が人と妖(あやかし)を繋ぐものとして、江戸を舞台に現実と幻想の入り交じった世界を描写していく。人と妖は違うものだけど同じ世界に共存している。そんな魅力的な世界観をちらちらと見せて、さだめに生きる人間の哀感も差し挟むのがうまいなあ。
キャラクターがだんだん魅力的に見えます。

一行感想「カイウスはばかだ」

子どもの頃読んだ児童書で、すごいタイトルだよね。
思わず手に取るよね。
内容はミステリなんですけど、舞台は古代ローマ。子ども心にすごいなあ、と思ったもんです。急に読みたくなったんです。
読みました。再読は楽しかった。ほとんど内容を忘れてました。
さすがに古めかしい部分(トリックとか)はありますが、出てくる子どもたちが素朴でいいなあ。
児童書としてなら今読んでもおすすめ。

つけ次郎 2016/06/05 06:56

茨木の「つけ麺マン」という、つけ麺専門店で、知らずに頼んだ「つけ次郎」というメニュー
ひとめ見てのけぞりました。
つけ麺ではありません! それはいい。このラーメン鉢の上にてんこ盛りのモヤシとキャベツ。麺の上にもうひとつ麺を逆さにして積んだぐらいの量がある。びっくりしました。
いくらモヤシとキャベツを食べても麺が見えません。鉢の縁から麺を掘り出しつつ野菜を食べる。太い麺うまい。でもすごいボリューム。
何とか食べきりました、腹ぱんぱんでした。
あとで気づいたんですが「つけ次郎」の次郎って、大盛りで有名な「次郎系ラーメン」のこと? なるほどねー、って感じでした。
でも嫌いじゃなかったんですよねー、野菜がいっぱい食べられるし、もう一度食べたいなって思えるかも。


[読書日記]一行感想「名作うしろ読みプレミアム」2016/05/29 18:49
名作の最後の一文を次々読んじゃおうという。神をも恐れぬ企画。
さすがミナコ・サイトウ女史。すばらしい。
確かに名作は、最後の一文を知ったぐらいでは色褪せないでしょう。でも読みたくなーい。
だから既読の本のところだけ読みました。
でも最後の一文を読み、斎藤氏の解説を読むのはとても楽しかったです。

[読書日記]一行感想「テルマエ・ロマエ」2016/05/29 18:49
ストーリーマンガだっととは知りませんでした。話のあとに解説が付いているのもお勉強っぽいですね。
うん、まあ面白かったですよ。この後の展開がみたいかというと、繰り返しになるよなあ、これ。って思いますけど。

[読書日記]一行感想「機龍警察」と「永遠の0」2016/05/29 18:15
ちょうど同じタイミングで脚本家出身の二人の作家さんを読んで、比較することになったわけです。
わかりやすいです。センテンスが短いし文章もこなれている。するする読めます、でもね。(ただし両書とも一気に読了しました。その上での評価です)
「永遠の0」は企画の勝利、という気がしてしまう。確かに太平洋戦争はもう遠い歴史の話になったのでしょう。改めて日本と戦争を考えることの意義はわかります。よいことです。
でも結果として史実を追うだけになっていませんか。戦争に関する証言を集めて構成しただけにも見えてしまうんですよ。だから証言以外のフィクションの部分がとても見劣りする気がしてしまう。
読み進めて、私は最後にえーっ、と言ってしまいました。
オチにびっくりしたんじゃありません。騙された、みたいな気分にさせられた。小説としては、むむむむ、と思ってしまいます。
そういえば百田さんはテレビの構成作家なんですよね。悪いけど本の抜粋を編集したものに思えてしまうんです。
続いて「機龍警察」。
これも面白かった。
キャラも立っているし、ドンパチはあるし展開も早い。
でも美人の技術主任とか、金髪のロシア人とか、割と類型的で、重い話といいながら、主人公たちの苦悩が割とあっさり描かれていて、大人向けのライトノベルみたいな気がしたのも事実なんですよ。
全体的に軽いんです。
あと戦闘描写が妙に既視感があるのも実は気になりました。メカ描写があまり好きじゃないのかな、人型兵器という設定はあまり生きてないと私は思いました。ネットの評価だとやっぱりパトレイバーとかいう奴いたなあ。違うけどね。でもあの軽さなんですよ、話が。困ったなあって感じ。
そのライトさがいいのかもしれないんですけど。


六甲山でハイキング 2016/05/25 06:23
先週の土日、六甲山でイベントがあるので行こうと。
切符も買って(六甲・摩耶フリーパス)、弁当も作ってもらい、なのに子鬼は起きてこない。しかも寝たふり。
結局イベントの時間には間に合わず。
まあ我が家の勝手流で行きますか、切符もあるしね。
のんびり出かけました。
暑かった。
また奥さんが体力無さ過ぎ。歩いているうちにヘロヘロに。代わりに朝は熟睡の子鬼はやたら元気で。
イベントで設定されたコースを親子3人だけで歩き、まったり休憩して帰ってきました。
歩くのは気持ちいいし(私は。奥さんは知らない)、山の景色はやっぱりいいね。ケーブルカーもやっぱり子どもみたいにわくわく。
また行きたいなあ。
(来年でも)


今回は公開前の試写を見せていただき有り難うございました。
そういうものを見るのは初めてだし、しかもタダで映画が見られるなんて映研部員としては夢のようです。
この映画に私はけっこう感動しました。
知っていることも知らないこともありました。でも映像として見るのは初めてで、面白かった。事実(ファクト)を知っているのとその映像(ピクチャー)を見るのでは衝撃度が全然違う。
知ったかぶりよりは見るべき、と思います(宣伝惹句になるかな?)。
なかでも私が興味深いと思ったのは「フランス共和国の給食」「チュニジアの女性進出」「アイスランド共和国の男女平等」です。
フランス共和国の給食」のなんと美味しそうなこと! しかも肌の色の違う子たちが、人種の垣根を越えて一緒に楽しそうに食べている!
なんかユートピアだよ。
フランスも新自由経済主義に梶を切るか、という局面にいるけどこの幸せを壊していいの?
チュニジアの女性進出」
インタビューの中で「もっと私たちの文化を知って!」という言葉がとても印象に残りました。
イスラム教世界でも政教分離がちゃんとできるんだ。女性が活躍できる世界を自ら勝ち取ったんだ、ということに勇気をもらいました。
アメリカ発のグローバルな文化だけでなく、小さくても素晴らしい国の文化だって知らなきゃいけない。相手を知ることからすべては始まるんだもんね。
アイスランド共和国の男女平等」
アイスランドの経済破綻のニュースは知っていても、再生のニュースは知らない。報道も(僕の無知かもしれないけれど)日本であったのかよくわからない。
何より政権はともかく銀行家たちを放逐って、よくやったよねえ。
翻ってアメリカのウォール街も日本の大手銀行も誰か捕まった人いた?
日本では税金を投入して銀行を救済、その後しばらく立ったら最高益を上げるってあり得ない! 
アイスランドの方がずっとエライよ。

マイケル・ムーアは「アメリカのために」この映画を撮ったのだと思いますが、日本人も見て損はない映画だと思います。
だって日本はアメリカの後追いをずっとやってきたんだよね? 良いところも悪いところも。
このまま同じように、アメリカの後追いをしていていいの? 今のアメリカ大統領の党選挙を見ればアメリカだって変わろうとしているのにね。
 日本という国をどうしたいのか? どうしたらいいのか? 考えさせてくれる映画だと思います。 

[読書日記]一行感想「本所深川ふしぎ草紙」 宮部みゆき
やっぱり、上手いなあ。
話の展開、語り、間然とするところがない。
一番好きなのは、短い話だけど「送り提灯」。少女の心情が切々と伝わってくる良い話です。


ハイキングを楽しむ本 2016/05/12 08:08
写真が豊富。周辺情報も細やか
アウトドア用品店ガイドは行きたくなるー。
特集ページいいです。


車で行こう!親子でハイキング 2016/05/12 07:55
幼児向けに書いてある。車だから駐車場まで行けて楽そう。
お年寄りでも行けるかな?


映画「ズートピア」見てきました。 2016/05/10 20:52
たぶん、一生見なかったはず。
子ども向けだと思っていたし。
でも奥さんが見たいといったのと、ライムスター歌丸さんが絶賛しているし、ジョン・ラセターのディズニー印だし。やっぱり見てみるかなあ、と。
あ、見たのは吹き替えです。上戸彩、吹き替え良かったですよ。
人気あるみたいですね。平日昼だから3割の入りでしたが、ちょっと拍子抜け。
でも映画は1回見ただけでは、情報量の多さに整理できないほど盛りだくさん。設定もギャグも、伏線も。さらに技術的なものまでチェックしようとすれば、どんだけ見ればいいのかと。確かに完璧すぎる映画、といえるわあ。
もちろん、ディズニーが渾身の力を込めて作っているわけですから、すっごいわかりやすい映画なのですよ。でもテーマは大人が見て欲しい映画だと思います。これだけ作り込んでいるスゴい映画なのだから。
ビデオになったらもう1回しっかり見ようか、と思える映画でした。
シナリオは参考になるか、といえばこんだけ複数人の賢い人たちがブラッシュアップした脚本は個人じゃ無理だよ、向かう方向が違うよと思います。映画はヒットさせるべき、という宿命があるからね。個性とは別のものが必要ですものね。特にアニメはそうだよね。
とかいっても、シナリオ、もうすごいよ。
アニメは元々共同作業、ってのが作業体制のルーツとしてあるかもね。

GWの私
29日 会社の人と二上山登山。楽しかった。温泉、焼き肉。
でも、今度はもっと計画的に。
30日 仕事
1日 テニス
2日 仕事
3日 もくもくに行ったら大渋滞。
でも、早く行けば解消できるし、もくもくへは約90分弱で着く。食堂は朝早くなら予約もできる。すごくいい。
食事会候補に入れよう!
4日 家にいました。学習。
5日 家にいました。学習。
でも夜は焼き肉。七輪吹田店へ、母も子鬼も初焼き肉屋に喜んでくれました。接客、サービスよく良い店です。
6日 仕事。
7日 家にいました。学習締めました。
8日 テニス
何か余裕のないGW。それなりの感じが否めません。 



ハイキング本をたくさん借りました。
はい、好きなので。でも、いいなあ、と思うだけで行かない。
自分の気持ち上げと楽しみのため、図書館で借りました。
結論として、1冊が万能ではない。知識の深い浅い、読みやすい読みにくい、実際に行く山のガイドか山に行くための知識か(欲張った本は両方中途半端になっていることも)いろいろな本を借りて自分に必要な知識を深めるのがいいです。
自分用のショートコメント
・50歳からはじめるハイキングの教科書
わかりやすい。字が大きい。教科書という感じ。初心者向き。
・子どもとはじめる日帰りハイキング
実例、商品が載っていてわかりやすい。子供がいない人でも使える。
けっこういい。
・関西ハイキング 
ガイド 特集の組み方がなかなかおっさん向き。
温泉つきの山18Pとか電鉄ハイク67Pとか。いいです。

山頂駅からの山歩きは、
写真もきれいて「行きたい」気持ちになる。しかも楽そう、です。

もくもく行き  2016/05/04 15:24

次回もくもくへ行く私へ。 レストランは予約出来るようになった。便利だ。
朝早く行こう。買い物をして、レストランで早く食べて、観光して帰るのが吉。

ハイキング 2016/04/30 08:18
次回ハイキングへ行く私へ
おやつはパックにすると、みんなで食べやすいかも。あとポイフルはすぐ食べられて最適。
新聞必須。
お茶よりも水。あと贅沢炭酸。
予定はきっちり。晩ご飯まで自由、でいいんじゃない?
遅刻しないよう早めに着く。20分前には。ひまつぶしも用意して。路線、乗り換えもしっかり確認。

刑務所の中 2016/04/27 05:58
超細密画、かつ内容も詳細を極める。すごいねえ、と思った。添えてある川柳もいかしてる。
文学になってるねえ。
官の抜け目なさにも、「刑務所なう」に続いて感心する。

サッポロ一番グリーン・プレミアム 2016/04/27 05:54
ハナシをノベルで美味しいと仰っていたのを覚えていたので、新聞広告を見てて思い出して、購入。
今回はシーフード味でしたが確かにおいしい。野菜を入れたら合いそうな、使い道も多い感じ。
次の醤油も楽しみ。
「鍋で茹でる時に麺から大量の泡が出ます」と袋に書いてある。出たよ。大量に出た。


殿下の訃報は確かにびっくりしました。
まだ若すぎるなあ。
殿下の全盛期はあまり音楽を聞かない時期だったのでアルバムは「パープル・レイン」と「サイン・オブ・タイムス」ぐらいしか知らないのだけれど。もう超ビッグネームでしたよね。
日本の孫弟子というべき、岡村ちゃんのコンサートにはほぼ毎年通ってるんですけど。
そうかスパイク・リーは、民主党サンダース候補の応援か。いや、いかにもですねえ。


ピザ店 名前確認中 2016/04/21 20:33
ピザの世界大会で2位になったんだと。
マルゲリータだったんだけど。ふーん。
いつも長蛇の列で。たまたま行列がなかったので入ってみようと。ありました。ランチにも世界2位のピザをどうぞ、と(マルゲリータだけど)。
やっぱり注文しちゃう。二人で行ったから、もうひとつピザを注文。ゴルゴンゾーラを。これゴルゴンゾーラチーズ入ってるのかな? というマイルドな味だったけどおいしかった。世界2位も少し冷めてたけどおいしかった。
でもお昼がピザだと、すぐお腹が空いちゃうからなあ。難しいところではあります。おいしいけど。スーツのサラリーマンはこれでお昼からオナカは大丈夫なんでしょうか、ひとごとながら心配になる。

足の指が痛いから整形外科に行った。
有名な先生なんだそうで、長蛇の列だった。医療機器、薬剤メーカーの社員が患者の向かいに列を作っているのがおかしい。
日参するほど儲かっているのか、ここ。
診療時間と同時にどっと患者が押し寄せ、リハビリの各装置に振り分けられる。それぞれリハビリ機器に何十人(!)も繋がっているのを見ると、ここは患者工場かよ、と思う。
それぐらい慌ただしい。
私の治療は、診察、レントゲンを撮る、再診察で3時間以上掛かり、ぐったり。順番は間違えられるしさ(ぼそり)、勘弁だよ。
先生の診察は丁寧だけどさ。ばっちり検査して診療報酬を取られました。


[読書日記]一行感想「英語でブッダ」 2016/04/11 16:57
良かった。
比喩の梯子のひとつというべきか? 日本語だと漢字の意味に引きづられてしまう仏教の言葉が、英訳されることによってシンプルに伝わってくるし、今までとはまったく別の味わいを感じる。
手元に置きたいと感じる良い本でした。
外国人から仏教について質問されたら? の問いは日本人にも改めて納得できる問いと答えだったよ。

これまた遅れてハマりました「おそ松さん」。
私の推し松は、トド松です。ちゃっかり弟キャラのドライモンスター。ムダに女子力高し。夜中にひとりでトイレに行けない。でも常識人チョロ松よりも世渡り上手で、リア充へステップアップの可能が高いという。
不器用兄キャラの私は、要領のいい弟に憧れるのです。


KAN コンサート2016 ロック☆ご自由に 2016/04/12 22:23
LIVEよりはショーアップされたエンターテインメント。最初から演出ありき、で映像も使って、見せ方もいろいろで今までの名曲、ニューアルバムを聞かせてくれる。よく出来てるよなあ、という印象。
KANの曲はやっぱり名曲多し。スクリーンに歌詞を映す演出は秀逸だと思った。ほかのミュージシャンの人もみんなやってみてよ。
今回の目玉はもうひとつ、アレな大風船。これは行った人だけのヒミツということで。わははは。
恒例のライブ全曲メドレーも、今回ばっちりハマって、ユルくても隙のないライブでした。
楽しい一夜でした。
あ、初めての「なんばHatch」は天井高くて、広々してるねえ。なかなか良いなあと思いました。



[読書日記]一行感想「ここはボツコニアン」
サクッと読めて楽しかったです。
たぶん2巻は読まないと思いますけど。
宮部先生は真面目な人なんだなあ、と思いました。


[読書日記]一行感想「名画の謎 対決編」 2016/04/04 10:20
イコロジー図像学)のエッセイだが語り口と歴史を絡めた話が楽しい。
知らない絵が多いのも嬉しい。
もっと読みたくなる。
参考ページP151、P232、P251、P210色っぽい! ほか多数。表紙のエリザベートの肖像は現代的で、こりゃ映画や劇で大モテのはずだわ。


遅く掛かった麻疹(ハシカ)みたいにガルパンにハマっている私です・
こんにちは。


書を持って、街に出よう。
書を以て(もって)街に出よう。
書を持とう、街に出よう。
書を持ったら、街に出よう。


お義姉さんの家族とお母さんと食事会を
ポンテ・ベッキオ北浜本店で。この店に入るなんて思ったこともなかったよ。
でも興味津々だよ。
もちろん美味しかったよ。でも。
そりゃあの値段で良い材料使ったら旨くない方がおかしいだろ、と思ったのも事実。デザートのチョコスフレがよかったが。
そう思ったのはサービスが一因かも。個室利用八人様の上客にまだ素人っぽいギャルソンをつける、その鈍感さがわからない。ブランドに胡座をかいて奢りがあるんじゃ、と邪推されてしまうよ。一回の訪問では評価しようがない、だから保留するけれど。
まあ僕の身の丈には合っていない、立派なお店だしね。




*テーマ「笑顔を忘れずに」
5W1H
WHEN いつでも
WHERE どこでも
WHO 誰にでも
WHAT 元気に
WHY 明るい人を嫌いな人はいない
HOW 笑顔も挨拶も練習だ

いつでも笑顔とは? 人に良い印象を与える。ほがらかに、楽しく。
1姿勢を正しく
・猫背にならない。正しい姿勢を確認する。
・歩き方さわやかに
2大きな声
・声出し練習
・早く喋る
3きちんと挨拶
・おはようございます
・さようなら
・ありがとう
4素敵な笑顔を研究する。実践する
5身だしなみ
・フォーマルな服を着る
・清潔感。髭とか鼻毛とか
6体を動かす
7伝言する 父電話する>優也「お疲れさま。気をつけて帰ってきてね」>母へ父の伝言を伝える。
89101112

暗病短

明元素


悪役研究
スター・ウォーズの30年 ダースベイダーとカイロ・レン。

映画公開年

明るい悩みの相談室 さま。

今回のお悩み
 「息子がグレてしまいました」

ファースト・オーダーとかいう愚連隊に入ったみたいです。
何、ファースト・オーダーって? ファースト・キッチン? ハンバーガー屋さん、ですか?
ライト・サーベル、ぶんぶん振り回して、キレて暴れ回ってるみたいです。
子どもの頃はわんぱくだけど可愛かったのに、今はすぐキレるみたいで、困りものですねえ。
なんで銀河中で嫌われる半端者になっちゃうかなあ。
やっぱり、ふらふら遊び歩いているダメな父親に問題があったのでしょうか? 昔はワルぶってましたけど、もうお爺ちゃんだしなあ。
 少年時代からジュダイの修行を始めた息子、伯父さんに学んだのですが、この伯父さんもちょっとねえ。一応、以前の映画では宇宙を救った人のくせに。未だにうじうじしている。
この人が兄だと知ったときには眩暈がしました。世間は狭いというか、ご都合主義というか。ねえ。
いつの間にかお爺ちゃん子になっちゃった息子。お爺ちゃんは、たぐいまれな人なのは確かだし、でもダークサイドだしなあ。息子が憧れるのもわかる気はするのですが、ダークサイドだしなあ。
しかも息子,憧れる割には、なんかダメだし。家父長的な強さに憧れるのも、わかるんだけど。
まあ、王女なのに母親に似ずイマイチ魅力に乏しい私自身にもコンプレックスはありますが(酒浸り、ドラッグ浸りの日々もありました)、新しい世代も出てきだし、潮時ってことですかねえ。まあ、まさか今さらのスター・ウォーズだし、見たかったですか私たち?
別にいいですけどねえ。
自分のことは置いといて、あの息子どうしましょう?

相談者 レイア・オーガナ(姫)


ルーク 宇宙を救ったくせに、未だにうじうじしている伯父さん。
    この人が兄だと知ったときには眩暈がしました。世間は狭いというか、ご都合主義というか、
レイア 王女なのに母親に似ずイマイチ魅力に乏しい私自身にもコンプレックスはありますが(酒浸り、ドラッグ浸りの日々もありました)


エピソード6からの設定年月は30年後。映画公開年とシンクロしてます。最初のスター・ウォーズ公開は1977年。
シリーズが6作品もあり、最初の映画公開から30年以上も経つと、ひとりひとり自分のスター・ウォーズがあるのだなあ、と感慨深いです。
スター・ウォーズの悪口を口にするのがイヤ。偏愛している映画だし、もはやひとつの歴史ともいえる映画だし。
でも自分の期待値と映画の内容を冷静に判断すれば、
「楽しい」<「がっかり」です。
そういったら、芝崎さんに
「よく考えてごらんよ、エピソード4だって、大した話じゃなかったじゃん」
と言われたんですけど、ああ、やっぱり、ひとりひとり自分のスター・ウォーズは違う。
私のスター・ウォーズは、梅田OS劇場シネラマ70mm上映で、真上を巨大なスター・デストロイヤーが轟音響かせて通るのを見た、あの映像体験なのです。
ストーリーはそりゃ単純だよ。小難しい話より、ビームサーベルぎゅんぎゅん振り回す、そういう映画なんだから。

スター・ウォーズ エピソード?新たな希望」略してSW1作目(公開順)としますが、SW7作目「フォースの覚醒」と大きく違うのは、監督ジョージ・ルーカスが企画した映画だ、ということでしょう。
SW7作目の「こういうのが見たかったんでしょう?」と製作者の意図が鼻につく、マーケティング指向、計算された映画が何とも、嫌なんですよ。

スター・ウォーズって宇宙の壮大な話のはずなのに内容は家族の骨肉の争いだったり。スカイウォーカー家のおはなし、ですよね。
30年たって、絶対的な悪が作りにくさ。
だって帝国軍は明らかにデフォルメされた、某ロシア的な、全体主義的な、いわゆるアメリカの敵な悪役ですよね。
そういう意味では現代的なんですよね。悪の造形とかか。
組織の長ダースベイダー(統率の取れた軍隊)帝国軍、不安定なカイロ・レン。組織ががたがたで統制のなさそうなファーストオーダー、でもカイロ・レンがテロリストだと思ったらゾッとします。



読書日記「絶対わかる!セキュリティ超入門 日経NETWORK編」
かなり詳細な解説があり。SSLの仕組みとか。ムックとしては優秀。

ガルパンにはリアリティはないけどディテールはある。
ガルパンという世界観のディテールにはこだわっている。
世界観にはテーマがある。
ではガルパンのテーマとは? 
「楽しい戦車ごっこ
だから、ガルパンの世界に女子の戦車道があるのも、主人公たちが学園艦に乗っているのも、戦車は特殊なカーボンでコーティングされていて安全で決して乗員が死なないのも、そういう世界なのでリアリティをいっても仕方がない。
アートの世界と美術品の価格とか、茶道のわびさびとか、と一緒である。
価値観の共有。見立て。
なまじ、わかりやすいから批判される、というか批判しやすいから批判する。
まるで批判するために批判する人がいるということだ。

水曜日。2016/03/18 20:57記述
今日も愛すべきガルパン馬鹿共は、塚口サンサン劇場を満席にしておりました。
20:30レイトショー1回上映 重低音増し増し。
稼働率100% 男女比140:10 年齢層高め。でぶは汗くさい。
あ、私もはまっちゃたみたいですね。


身辺雑記とお知らせ
子どもの中学校卒業式に行ってきました。
子どもの学校は「合唱」が学校行事として組み込まれていて、卒業式でも送辞、答辞と共に、「送る合唱」「巣立つ合唱」として全員で前に出て歌うんだけど、どこもそうなの? 
演出はんぱねえ。
今回は中学校のクラスで見つけた本をご紹介。
みなさん、英語は得意ですか? 私は苦手です。
「DORAEMON」
これ小学館が出している英語版ドラえもん。日本語の対訳がついています。マンガだと会話文を使う場面というかシチュエーションがわかりやすい。しかもストーリー仕立て。ドラえもんだから楽しい。
気に入ってます。


晴れやかな卒業式 2016/03/15 10:02
子鬼の中学校の卒業式に行ってきました。
高校はもう行かないだろうし最後かもしれないから。父兄の数は少ないけれど両親が来ている家族はわりといましたよ。おじいちゃんとかも。
卒業生入場
校長の祝辞
PTA会長挨拶
来賓紹介、祝電披露(議会開催中で議員が来てないナイス!)
在校生の贈る言葉
卒業生の答辞
大体流れは変わってないね。でも入場からBGMが流れるとか演出効果は現代的に進歩しているなあ。だからおごそかだけど楽しい雰囲気もあり、涙、また涙みたいな緊張の式ではない。子鬼の中学校は(他校は知らないけど)合唱が大きな行事になっているので、在校生も、卒業生も気持ちを歌にということでそれぞれ全員合唱。ちょっとイベントっぽいな。泣いてる子もいるけど、にこにこしている子も多い。この方が私は好きだなあ。
総勢90数人、全員が校長先生から卒業証書をもらえる。
答辞はクラスごとに述べていたのも彼等らしい。正直いえば1年下の学年は超優秀世代で、子鬼の学年は、のんびり、おっとり、ぼんくら学年だと思うのだけど、それなりに仲良しだった。
終わって拍手の中を退場。進行の先生が上手なので、すっきりした良い卒業式でした。
式後は雨が降っていたので、校庭中庭の回り廊下を在校生に拍手で送られてフィナーレ。みんなで写真を取り合ったり仲良しだなあ。
先生方も「また遊びに来いよー」と声を掛けたり、良い中学校だ。


ガルパンはいいぞ
清水さんからお勧めされたので見てきました。
清水さん「もう何度も見ましたから」というお話でしたので、まず1回はと。感想です。
ガルパンはいいぞ
以上
それではあんまりなので、客観的事実だけ申し上げる。
塚口劇場 平日14:40分上映 ほぼ満席でした。


[読書日記]一行感想「見とこ行っとことことこ東京」 2016/03/09 06:51
76Pの戦死した兵士の遺書に胸が詰まる。そして彼は従容として死んだ。
・理系くんイクメンできるかな
幼児の育児ではお父さんはお母さんのパチモンである。発言は思わず吹き出した。その通りだけどね。
あと育休は、父親が地域社会と関わりを持ち、自分の仕事を別の立場から見直す良い機会だ、というのは卓見だなあ。


■取材に行けないところ。
もちろん国家機密のある場所には行けませんが、ご厄介にならなければ縁がないところも・・・・・・。
それは刑務所、拘置所ですね。たまたま図書館の返却棚で借りた本が面白かったので、プリズン・ガール、さらに堀江貴文の「刑務所なう」を借りた。
面白かったですよ。
コラム、身辺エッセイを挟みながら語られる刑務所生活。飽きずに読めて少しずつ刑務所というシステムがわかってくる、という感じ(何でおやつにケーキが出た? クリスマスなわけがないでしょ刑務所で。わかった天皇誕生日だ! とか)クスリと可笑しいです。
服役中にちょうど朝ドラの「カーネーション」が放映されていて堀江は熱心に見たそうですよ。
ひょっとすると未だに刑務所を矯正施設ではなく懲罰場所だと思っている人もいるのかな。
今の刑務所は犯罪者を収容するというよりも社会の底辺に置かれた人々が澱のように溜まり救いを求める施設になっている(失礼な言い方になり申し訳ないが真実である)。
堀江も続編でその事実をはっきりと書いているし、ひとつの資料だけではというなら、別のソースとして元刑務官が書いたこんな本もあります。


■しごとば(子どもの本)
いろいろためになります。


■[読書日記]一行感想「プリズン・ガール」 2016/02/15 16:24
このタイトルと装丁は軽い小説を思わせて甘ったるすぎなんじゃないか?
中身はノンフィクションのアメリカ刑務所収監記だ。収監はまず自由がない。つらいことは山ほどあったはずだが、明るく描かれていて救われる。
たくさんの出会いがあり、囚人だって、ある意味普通に人間だよなあ、と思わせる。とにかく資料価値はあります。
私は本を読んだあと必ず読書サイトを見てしまう癖があります。
ドラマになっているんだってね(どんなドラマだよ?)
感想を見ていると「楽しそう」「軽すぎ」とかあるんだけど、なんでそう読めるのかなあ。外に出る自由がない、逆らう=懲罰というのは相当つらいはず。普通に考えて嫌な奴ずるい人間も多いはずで気が抜けない、常に緊張を強いられる、というのはどういうことか。どうして文章のあいだにあるものを読み取れないかなあ。ネットに書き込む人というのが、そういう人が多いのか(あ。おれのことか?)。
いろいろ考えた本です。
 自分用のメモ
P75 それはたぶん、人間は本当に追いつめられると、まずその瞬間をどうしのぐかに心が集中するからかもしれない。
P222 映画やドラマでは、刑務所のオフィサーたちは囚人に密告させようとしている風に描かれているが、実際はそうではなかった。大部分のオフィサーたちは、密告者=チクリ屋を嫌っていた。やはり、卑怯な振る舞いが許せないらしい。


■マゴーソニック2016 
真心ブラザーズの対バン・イベントで大阪はなんとウルフルズ
これに心そそられない訳ない、豪華すぎる取り合わせ。
仕事で途中から参戦になったけど、ウルフルズは大阪地元なので力入って大盛り上がり。わけ知っているお客さん多し。
続いて、真心、セットを組むのに手間取ってるなあと思ったら、ホーン付き10人編成の大所帯。「エンドレス・サマー・ヌード」「拝啓ジョン・レノン」ハイライトはYO-KING吉田拓郎「流星」カバーかな。大人な構成で、かつ名曲オンパレードでキャリアの長さを感じさせる演奏、生で聞くYO-KINGの声、桜井さんの上手すぎて簡単そうに聞こえるギターに酔いしれました。
 そして最後は、真心とウルフルズのセッション!
和やかな雰囲気で、リラックスした楽しそうな演奏はここだけ、この場所だけのもの。幸せだ、来てよかった。
「空に舞い上がれ」「ガッツだぜ」「どかーん」と14人がちょっと窮屈にステージに立って演奏する、その音圧のすごいこと、まさに、どかーん、でした。
本当に楽しかった。
フルに3時間。セッティング込みで3時間半の長丁場。足は痛いが、にやにやが止まらない夜。


i■資料本
「天ぷらにソースをかけますか」「納豆に砂糖を入れますか」」
うちは大阪でも納豆食べる家です。父のルーツは岡山です。母は最初、納豆といわれたとき、ゲゲーッと思ったそうです(今は食べますが)。
小ネタとしては大抵の人が自分にも人にも食文化の特殊性を持っていると思うのですが、ネットで集めた内容を日本地図に展開して図示というのはかなり画期的。面白くて行きつ戻りつ読むのでなかなか終わりません。
この手の話がお好きなら強力に推薦します!
なお納豆に砂糖を入れるのは極めて合理的な理由があり、納豆の関西伝道の歴史にも関係しています。
ひょっとしたらトリックに使えるかも。


i■星野源のPV 2016/02/05 06:16
今頃かよ、と思われるかもしれません。
星野源、面白いな。
「ほにゃらら」のPVは出来が良すぎる。
ビデオの編集も曲のアレンジまでやるらしいじゃないですか。
宅録派のミュージシャンが出てきたのは90年代頃かな。映像も手頃に使い回せるんだね、もう当たり前か。スマホで動画をアップする時代だ。
でも星野源はトモダチだ。これを聞けば。
このラジオDJでの「A-1グランプリ」で撲殺された。おなかのかわがふるえるほど笑った。動画では59分頃です
「Week End」聞きながら、先日亡くなったモーリス・ホワイトさんの冥福を祈る。


i■小説とはひとり映画である。
視点人物って何だよ。中間的存在=漫画(でも全然違う)
ツォツィ」がタイトルも内容もとても気になります。ツェツェ蠅は、関係ないよね。
ネタがないので出涸らしお蔵出し


i■それはまた別の話 2016/02/05 06:16
紅白歌合戦を家族に付き合って見なければ、年末って手持ち無沙汰だ(大掃除は頭の隅で放置)。
2台目の小テレビでDVDを見る。
アダムス・ファミリー2」と久しぶりに見たくなった「トイ・ストーリー」。もう確実に20回以上見ているはずなのに「上手い脚本だよなあ」と思う。そうしたら数珠繋ぎにいろいろ連想しましたよ。「トイ・ストーリー」を知ったのは、「それはまた別の話」という和田誠×三谷幸喜の対談集で、その中で映画「ダイ・ハード」の脚本が如何に秀逸か、を検証している。
これがなかなかいいんですよ。
「なるほど」と思ったのは、主人公が倒す最初の一人目(死亡)が重要、という話。
たとえば最初から殺すつもりというのは、読者が引いてしまうのでマズイ。できれば相手の失敗もあって死んだとか、殺すつもりはなかったが結果的に死んでしまった、なんてのがいい。一人目はね。
一人目で読者に納得してもらえれば、あとは爽快にばんばんやっつけても(大量殺戮だ)問題なし。

また朝ドラ、興味ひかれまくり中です。


i■「連続テレビ小説読本」読みました。映画秘宝を出している洋泉社だから只者じゃないよ。
ガイドではなく読本。朝ドラではなく正式名「連続テレビ小説」。ひとつひとつの内容は短めだが、中身は濃く、アツい。
私は「あまちゃん」さえほとんど見てない初心者なので、付いていけませんでしたが、ファンの方にはたまらないのでは?
まずは「カーネーション」絶対見よう! 「ちりとてちん」(「ちかえもん」の人が脚本だったんですね)も。
本には歴代の朝ドラの紹介もあり、懐かし。
今ちょっと微妙な田畑智子がシングルマザーを演じた「私の青空」。あの頃、田畑ほんと大好きだったよ。上手かったなあ。


i■雑コラム
通っていくテニススクールのコーチ、スタッフ紹介(絵入り)で「好きだったヒーロー」というのがあり、仮面ライダーとかケンシロウアンパンマンプリキュアプリキュア世代か!)とかみんな適当に書いてる中に異彩を放っていたのが「セーラー・ウラヌス」。
えっ、ウラヌスさんですか。びっくり。(セーラー・ウラヌスはググってくださいね)
思わず書いた本人に聞いてしまいましたがな。
セーラームーン」シリーズでは、私は当然ですが「S」が一番スキ。



■[読書日記]一行感想「ピザマンの事件簿 デリバリーは命がけ」
一応ミステリ。
でもミステリよりバディ(仲間)小説とでも呼びたいほど、登場人物が主人公のテリー以外も魅力的で、読んでいて楽しかった。読み終わって、こいつらにまた会いたいと思った。
個人的には資料としても、アメリカの田舎町の小さなデリバリーピザチェーンで働くワーキングクラスの男達、住んでいるのはトレーラーハウスって人達の生活なんて知らないから、とても興味深かった。
よかった。


■[読書日記]一行感想「もしも紫式部が大企業のOLだったら」 2016/02/15 20:45
解説が多くて、ストーリーが少なく、企画が練り込み不足だと感じる。つまり中途半端。女房たちの親子関係とか知らないことは多かったんだけどさ、上手にネタを扱えてはいないな。


■おれだって子どもだ
「赤ん坊の行動はすべてフリのないギャグである」という名言。すとーりーはない。ただオチがある。親にとってはすべてが面白い。
子育て記をコメディにする難しさが(でも面白い)よくわかる。だって、すべてギャグじゃあ、不条理劇だ。
追加で読んで。やっぱり子供が一番可愛く面白いのは3歳から4歳ぐらいだと思った。


■電車でかに旅行 2016/02/12 06:02
先週、日曜日いってきました。
今まではバス。バス旅は結構強行軍、きついので母を誘いづらく電車ならら少しお高いがラクなのではと、予約したのに母はドタキャン。
まあ仕方がないか。試しに行こうと家族三人。丹後由良まで。約1時間半弱で着くと、めっちゃ近いです。そして電車は本当にラク。席から立って歩けるしね。
亀岡、綾部あたりは雪が積もっていましたが、丹後由良は晴れ。でも日本海独特の昏い波がどどうどどうと寄せています。窓ガラスは寒さに白く曇る。旅の気分が盛り上がるのがいいですね。鉄道の旅ならでは。
その中で家族で囲むカニすきは楽しかったです。
帰りには、かに、魚を売る舞鶴とれとれ市場にも寄り、母におみやげのかにを買って帰りました。
バス旅行はせわしないが、これは楽しい。
来年は母を連れてきたいなあ、と思いました。


i■
「あさが来た」は五代ロス以来、梅と雁助の老いらくの悲恋には思わず涙したが、あさのうはうは三角関係が終わり、なんか冴えない。千代との親子和解はそんなに引っ張れる話じゃないし、このままホームドラマでの幕引きか。波瑠がすすけて見えます。なんとかしてくれー。
惰性で見続けてはいるけれど。
代わりに、飲み会で石丸さん達に教えて頂いた「ちかえもん」、今週始めて見ましたがわくわくしました。これは大当たりでは!?
来週も必ず見ようっと。
おまけ
i■映画「エターナル・サンシャイン」(DVDで視聴)を見てひとこと
失恋の辛い記憶を消せたとしても人間また同じことをやるからムダ。

■[読書日記]一行感想「山賊ダイアリー4、5」
ストーリーというより、狩猟なんて知らないことばかりだから知識として面白い。
猟って「自然と深く関わる」ということなんだなあ、と思う。
岡山弁懐かしい。5巻のおじいちゃん漁師との話はちょっといい話だなあ。

■[読書日記]一行感想「ピザーラ成功の方程式」
資料本として読んだが、これも面白い
参考P76、120、209

■[読書日記]一行感想「ぼくオタリーマン。6」
これで終わりか。

■[読書日記]一行感想「はるさん」藤野恵美
何より「あとがき」にびっくりしました。
あの小柄で知的、優しげな女子大生みたいな藤野先生にそんな過去があったとは。じーんときてしまいました。


大河ドラマ真田丸」見てます 2016/02/05 06:10
子鬼が見たいというので。
今まで見向きもしなかったのにな。たまたま今年は三谷脚本でよかった。面白いですよ。
私も「八重の桜」の延々と続く鬱展開で挫折して以来、家族が誰も見ないので見ていませんでした。「龍馬伝」すら見てない。
子鬼はけっこう夢中で見てます。
それを見ながら私も見る。歴史の話もちょっとしたり、あと三谷の朝日新聞連載がドラマと連動するようなかたちになり、けっこう楽しみです。