一行感想「しゃばけ」

ゆったりと物語が語られる感じがとてもよかった。
主人公の一太郎が人と妖(あやかし)を繋ぐものとして、江戸を舞台に現実と幻想の入り交じった世界を描写していく。人と妖は違うものだけど同じ世界に共存している。そんな魅力的な世界観をちらちらと見せて、さだめに生きる人間の哀感も差し挟むのがうまいなあ。
キャラクターがだんだん魅力的に見えます。