一行感想「獣の奏者」上橋菜穂子

獣の奏者(1) (講談社青い鳥文庫)

獣の奏者(1) (講談社青い鳥文庫)

闘蛇編・王獣編、計四巻一気に読了。
至福の読書体験でした。
久々にこんな充実した本読みの時間、例えばトマス・ハリスの「羊達の沈黙」を読んだときのような、のめりこむような楽しさ。夢中で読みましたよ。全くの異世界を体感する面白さ。
ハイ・ファンタジーってたまに読むと本当にいいなあ。この世界観は中央アジアっぽい感じがしますよねえ。
私はお父さんの立場として思い入れのは、蜂飼いのジョウンさん。世捨人になってもやっぱり先生として主人公エリンを育てる姿にぐっときました。エリンがジョウンさんの死を知る場面では涙してしまいました(この話では蜜蜂の飼育が重要なファクターで何度も出てくるなあ)。
続編も時間ができたらまた読みたいなあ。


■[読書日記]一行感想「若おかみは小学生2」

うり坊のことを考えて、おっこがどきどきする場面がなんとも「楽しい!!」です。
また次が読みたくなりました。



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