■2017/12/31 11:52
来年は、人に感謝する一年にしたいと思います。


林明子原画展、最終日行く。伊丹市美術館 2017/12/25 08:03
 まさか行列するとは思わなかった。
 大人気です。土日はいつもそうらしい。美術館の人がいつもと勝手が違い慌ててるのかあ、と思う。そんな中、原画をじっくりとみる。
 子ども連れのお母さん、親子が多く。お母さんたちが子どもそっちのけで見ていたのが可愛かったなあ。でも子どもがグズるとあやしたりと大変です。
 絵を見るのに時間が掛かるのよ。
 原画はたぶん縮尺2倍ぐらいだけれど、それだと超細密画で書き込みがすごい、すごすぎる。
 会場に200倍以上に拡大した垂れ幕が掛かっているのだけれど、それで十分鑑賞に耐え得る絵なんだからさ。
「はじめてのおつかい」は最初の絵本だそうで、文を書く人も新人、林明子さんも新人、編集者さんも初めての絵本ともう試行錯誤の連続で作ったそうで、だから、・いちばん描く喜びが溢れているんだと思う。
 いろいろな原画を展示してあるんだけれど、木々の描き方などにビアトリクス・ポッター(ピーター・ラビットぽさ)を感じる。
「はじめてのおつかいは」赤を効果的に使っているけれど、ほかの作品ではパステル調の中間色が多い。
 絵は進化しているのがわかる。さらに技術的にすごいものになっている。絵に対する愛を感じるわ。
 文も担当した自作「こんとあき」もうひとつの「はじめておつかい」なのかなあ。
 女の子が赤ん坊の頃から一緒にいたぬいぐるみとおばあちゃんの家まで旅をする話。
 絵は柔らかい中間色で描かれていて、印刷では原色っぽくなっているのがわかり、ちょっともったいない気もする。これも力が入った超細密画です。
 途中、ぬいぐるみのこんが犬にさわられる場面は、あきを守る、こん(ちいさな男の子の思い出)とは、わからんかった。じゃあこれラブストーリーじゃん。


 伊丹市は造り酒屋の町、美術館も蔵を模していて、古い商家と併設してあり、なかなかよかったです。良い美術館だ。
で、おっちゃんらは駅前で昼から酒を飲んでいると。それもよし。


■お父さんは最近「おにぎり」を握っています。まさおくんではありません。


■2017/12/14 06:53
13日 子鬼の演劇を見に行く。
内容は、地球には過去から宇宙人が密かに住んでいて、それがバレたら地球人と軋轢が。というもう何十年も前の高校生からやっていた、みたいなやつである。そういうところはガラスの十代変わらないのね。
内容はともかくそれを大オーケストラがやったら陳腐すぎる曲も、おもちゃの楽団が必死に崖っぷちでやっていたら感動するようなもんで(しかも親だし)ぐっときちゃうわけ。泣いてる親もいたし同感です。私は泣けなかったけれど。
ああ私もあったな、高校生活。で、愕然としちゃうのはそれから何十年も経って、スタトレも宇宙人ポールもあって、エヴァだって見て、君たちの宇宙人感はそれか、でっかいUFO(ゆーふぉー)で着陸したりするのか。
そりゃSFってのはいつまでたっても日陰な分野な訳である。


■テスラは泣かない in livehouse 2ndline 2017.11.30
ライブに行くのは久しぶりだなあ。
しかも風邪引きでマスク。しんどくても楽しいことはしたい、楽しければ病も治るって、本当に?
初めてのハコだったのも嬉しい。いや小っさいわ。太陽と虎より小さい。
スタンディング250だとすし詰めだろうに。
なのに入りはぱらぱら、でいくら平日でも寂し悲しくなる。対バン2組は個人的にはまあまあかな。「try try nice」はルックス良いし化けるかも。
テスラはさらに進化して圧倒的。良かった。今日はヨシムタさん大人しいな、舞台が狭かったのかな。
いろいろ意欲的な取り組み、まさか歌ものをテスラがやるとわね。
また次も行くと思います。
まず風邪を治さないとね。


■[読書日記]一行感想「女子の山登り入門」2017/11/25 11:48
おっさんにもわかりやすい。
山の魅力と準備を過不足なく伝え、本当にすぐ山に登りたくなる。こういうのを良い本というのですねえ。


■[読書日記]一行感想「55歳からの一生モノ入門」2017/11/25 11:50
なかなかよいです。定年になったらまた読みたい。


■[読書日記]一行感想「ベルばらkids」2017/11/24 08:56
楽しい。
三頭身のちびキャラ、オスカル、アンドレ、ルイ15世達がちょこまかギャグをする楽しさ。これを池田理代子先生ご本人が描かれているのである。くっくっくっ。
新聞記者のそれに合わせたコラムも中々の出来である。続巻も読みたいなあ(図書館にあればな)


■[読書日記]一行感想「大人の自由時間 街あるきスナップ散歩」2017/11/24 08:59
カメラの世界がそんなアナログ、デジタル融合融通無碍な世界になっているとは知らなかった。
ああ、カメラとヘッドホンはいつも欲しくなるのである。


■完聴
来年1月ライブに行くのでKANを最初のアルバムから全曲きました。
ありがとう、茨木市立図書館。でもヘンだよ、何で全部アルバムがあるの、図書館員にファンがいたのかなあ? まあいいけど。
全曲聴いて思うのは、KANちゃんは今も進化、今がピーク、最高、今回のアルバムが一番、良い、良いなあ、と思えること。これはスゴいことですよ。
個人的に、KAN本人があまり気に入ってはいないアルバム(悩みまくったらしい)「弱い男の固い意志」はかなり良い。
一番好きなのはCMで聞いて心に刺さった最初の曲「まゆみ」です。
LIVE楽しみです。


■日曜日のサンドイッチが 2017/11/20 08:26
「残っているから食べてね」と火曜と金曜にいわれた。
確かに忘れていたけど「金曜」って。
はい、食べましたよ、食べましたとも金曜の夜に。腹は壊しませんでした。
挟んだ具が焼き豚とレタスだったのが救い。タマゴサンドなら危うかったはず。


紅白歌合戦 SHISYAMO出場
驚いた。
まだインディーズのはずだよね。でも、ようつべを見たらNTTの広告に出てた。これか!! 
でもNHKの基準はやっぱりよくわからん。たまたまCMを見たおじいちゃんが「気がついた」みたいなノリか。


■[読書日記]一行感想「まんがで読破 コーラン」2017/11/20 08:17
意外によかった。
物語仕立ても上手く、知識も身についた。


■[読書日記]一行感想「歴史にひそみしもの」2017/11/16 08:09
東郷隆先生、戦記ものの資料でお世話になってます。「歴史にひそみしもの」掘り出し物のように面白かったです。
些細なこと書くからエッセイであり些細なことが楽しいのです。


■[読書日記]一行感想「ハイキュー26」2017/11/06 09:42
26巻はキヨコさんの話で西谷、田中、号泣もの。
私も泣いた。素敵すぎる。マネちゃんにも物語あり。そしてやっちゃんに引き継がれるのだ。


■コンドルズ公演「NEVER ENDING STORY」2017/11/03 18:35
よかったです。
毎年の公演の中で一番好きかも。シンプルな構成も好き。
ホールもよかった。コンドルズには丁度サイズが合っていると思う。兵庫県立芸術文化センターは建築としてなかなか良い。今回はお客さんも常連が多くてツボのところで手拍子が来るし凄くアガッた。
公演も千秋楽だしメンバーもノってたんじゃないかな。とにかくよかったです。
また行きたくなるじゃないですか!


■二日間のお休み 2017/10/22 15:37
天気悪し。
学習、書く日に決めた。
1日目 一心寺へ。お義母さんと皆で。雨だからねえ、とちゃっちゃと済ます。天王寺公園はまたきれいになっていた。
「かがいろう」で食事。器も盛りつけも美しい、というかもはや芸術。価格も推して知るべし。ご馳走になってしまった。
すいません。お義母さん、有り難うございます。
子鬼、体調悪く機嫌損ね帰る。
近鉄百貨店内のジュンク堂カズオ・イシグロの本を書う。「私を離さないで」「日の名残り」。
お義母さんと1冊ずつ持ち、読み終わったら交換することになる(これも買ってもらったのだ)
18時。
酉島伝法先生の書き方に感銘を受ける。イラスト、想像力を交互に駆使し、言葉作り、プロット組み直し、短編一作に二、三ヶ月掛けると。尊敬しかない。本にサインをもらい、思わずにやける。
本は最後まで読んでいない。続きを読まなくちゃ。


二日目
土砂降り。立命館大学元ちとせコンサートあり。
この雨でも開催とのこと。靴びしょで行く。
ホール、すごい立派です。新しい。
元ちとせライブ開始。
観客の平均年齢高杉。煽ってもぶすぶす不完全燃焼やりにくそう。だいいち、就学年齢以下の児童は入れるなっつーの。運営が無能。
チケットも頑張ってるのはわかるけど、4千円位にした方がよかった。そうしたらファン以外来なかったのに。
(最も私も参加していなかったでしょうがね)
JR茨木から岸辺で強風警報で停止。外は暴風。道を傘を飛ばされそうになりながら歩いてタクシーを捕まえ、何とか帰宅。よかった。


ビブリオバトル こうべ 「しごとば」 ちゃんぷ本となる 2017/10/15 23:37
このシステムはビギナーズラックが大きいと感じる。会を盛り上げるために、もっと「発表者をノせる」楽しい人になりたい、今度は。
どんな発表、著書でも質問できる人、面白い人、に。
「本の一部でいい。あらすじをしりたいです」
「著者はどんな人ですか?」
「こういう考え方には考察がありますか?」
「最後に述べようとされたことをここでぜひ教えてください」
等。
次の紹介本考察「すべてはモテるためである」
体調が良ければ飲み会行きたかった・・・。


■(途中)波の手紙が響くとき 197Pから


■[読書日記]一行感想「おかあさんの扉2」
伊藤理佐、相変わらずツボ入りますね。


■三連休の記録 2017/10/09 20:20
1日目 
千里山レコンフォルテで食事会。
豆のスープを母絶賛。赤のグラスワインも旨し、というか全部うまいよ。コーヒーまで隙無し。
夕方は久しぶりの映研。ワイン飲み放題で轟沈。
2日目
テニスで肉離れしかけて途中見学。今度からは早めに湿布を貼ろう。後に響いてます。
3日目
車検。ドライブレコーダーを勧められたら、メカものに滅法弱い私は買うしかない。


■[読書日記]一行感想「モーレツ!イタリア家族」ヤマザキ・マリ 2017/10/09 13:29
強烈なイタリア中年女たち。まあフェリーニの映画を見ればわかるけどね。
日本物見遊山旅行の回が特に傑作ですね。ふと思ったんですが、セクシー美大生ローラもン十年後にはあんな姿になるのでしょうか?


■[読書日記]一行感想「中間管理録トネガワ」2017/09/26 13:18
賭博黙示録カイジのスピンオフ漫画。
あのカイジの敵役、悪魔のような男、利根川が「1日の野菜これ1本」を持っている表紙だけで笑えてしまう。刮目!
バーベキューに行ったら、あの焼き土下座マシンで(あとで自分が焼かれることになるとも知らずに)喜々として焼肉を焼く利根川、もうこっちが悶絶です。
最後のご本人福本先生によるパロディもお見事。


■ハイキング 2017/09/26 13:17
TOKKハイキング2017秋号を見て高槻市の太閤道コースへ。
なめてました。
一般に勧めているコースなのだから楽だろうと。
若山神社までの階段がすでに山道。そこからうねうねと山肌の急坂を道なき道を行く。覆い被さるゴルフ場のフェンス、立ち塞がる倒木、よくこんなコースをと思いました。
その後、広い道に出て快適、垣間見える眺望も素晴らしい。ただあとはだらだら急坂をスリリングにかつひとりぼっちで下りる苦行、楽しかったが
辛くもあった。
でも、またハイキングに行きたいと思ったのでした。
高槻市駅までバスで出て、前から行きたかった「熱帯食堂」に、雰囲気があって良いお店でした。デザートがさつまいものココナッツ煮で、フルーツじゃないのがアジア気分で逆によろしい。また行きたいお店でした。
そのあと駿河屋さんでキャラクター商品をひやかし見て、かなり満足で帰途に着きました。
良い一日でした。


■DVD「ピクサー・ショート・フィルムズ」
草創期から2010年頃までの短編フィルムを集めたもの。音声解説付き。
あー、なるほど。というピクサーの始まりへの感想と名短編「ワン・マン・バンド」が圧倒的に優れていることがわかる。


■映画「ベイビードライバー」見てきました。2017/09/20 20:03
前から気になっていて、清水さんからよかったですよとお勧め頂いて。
塚口サンサン劇場にて。重低音音響上映仕様。
画面と音が良い方が3倍楽しめる映画だと思うので、映画館で見るのがお勧めです。
車の疾走するシーンと音楽が確かにシンクロしてました。撮影にも強いこだわりあり。
クィーンのブライトンロックがBGMで使われるシーンがあるのですが、もうあの曲を聴いても爆音しか思い出せなくなりそう、強烈でした。
これはサウンドトラックが欲しくなりますね。


■ただいま図書館順番待ち「○○○」番目。遠いなあ。
「九〇歳何がめでたい」本屋で5分読みました。
実は佐藤愛子先生、昔結構読んでたんですよね。小説もエッセイも、娘の響子さんが出てくる親子エッセイが好きで揃えていました。
でも先生、スピリチュアルにハマったり、いろいろあって90歳なんですね。でも声がでかいと元気に見えて不便とか、相変わらずの歯切れの良さもあって楽しかったです。
あの佐藤愛子先生が賞味期限間近のきんさんぎんさんみたいな扱いで売られるのが悲しい。過去の名作も読んでくれ。


■三連休の記録
16日 羽衣国際大学というところにオープンキャンパスに行くという。
土砂降り。しかも高石市まで! 堺市のまだ向こうだよ。
で、鬱々たる雨の中を行く。堺筋線天下茶屋南海電鉄に羽衣駅まで。
雨、やまず、説明会、留学生多し。良い大学だとは思うが、とにかく遠い。下宿するか? いやいや。
子鬼、調子が悪くなる。父親、放送スタジオで大はしゃぎ。
先に帰った子鬼をよそに天下茶屋で、下町の雰囲気に浸る。楽しい。夜は学習。
17日 食事会「ル ヴェール フレ」にて。
台風通過の前に。相変わらずの高レベルで旨し。デザートも必食。また行きたいねえ。
夜、台風通過にほっとする。大阪には影響ほとんどなし。
18日
だらだらの1日。
でも新規レストランを開拓すべし。
上新田のロベルトカレラに。新しい店。なかなか良かったので食事会の候補入りかな。あとは買い物して過ごす。 


■[読書日記]一行感想、ではない「考証要集」
超資料集である。
単語とページを転記する。購入予定 >買った
048 打ち身の薬 
079 眼帯 
082 キス
110 源氏名
116 行程 東海道五三次は平均一五日、旅費は一両あれば中級の旅ができた。
125 国名の前、中、後 今日の都に近い方が前になる。
127 子どもの遊び(中世から近世)
133 詐欺 時代劇の台詞では「かたり」としましょう
145 死体の保存法 1066年 イングランド 遺体が腐敗により棺ごと爆発
164 シンガポール 奴隷 本当はマラッカ
181 洗剤 日本古来の洗剤は、米のとぎ汁、ムクロジの果皮、トチの実、サイカチの莢等。
220 電光石火 室町時代の用例がいちばん古い。なお電光は火打ち石の火花のことで電気とは関係ない。
226 鬨(とき)の声 大将が「エイエイ」と唱え、家来たちが「オー」と応ずるのが正しい。
229 突然 この言葉は「吾妻鏡」にあり。しかし固い漢語なので「にわかに」が無難。
234 「正」とんでもないことでございます。「誤」とんでもございません。苦笑。
240 二君 読みは「じくん」が正しい。
242 二兎を追う者は一兎も得ず 明治一〇年以降の用例である。時代劇で使うのは危険。
247 脳卒中(中風)の療法
294 目からウロコが落ちる 新約聖書使徒行伝第九章パウロに出てくる言葉。時代劇で使うとそいつは隠れキリシタン。 
297 物売りの口上
300 正「にぎやかだな」誤「盛り上がる」これは現代表現。


■「軍事遺産を歩く」132Pまで読了


■「マカロンはマカロン近藤史恵 2017/09/13 20:50
久し振り。
フレンチの店が舞台のこのシリーズは出てくる料理はおいしそうだし、捻りのスパイス(落ち)も効いていて、楽しみなシリーズだけれど、今回もなかなか、堪能しました。ちょっと残念なのは最後の話の後味がいまいち良くないこと。
もっときれいな話で終わらせた方がよかったかも。ま、雑誌の掲載順なら仕方ないですが。
一番好きな話は・・・、読み返したら決められないや。「追憶のブーダンノワール」にしようか。


エキマルシェで新店「パイフェイス」に行く。2017/09/13 20:44
悪くはないけれど、値段と見合ってない。もう少しこなれた価格設定はできなかったものか。ま、ダスキンも試行錯誤の新規事業なんだろうけども。いまいちかも。


■見えない未来の相談室」をもう一度借りる。2017/09/13 06:55


■勝手に受講報告「国立国語研究所公開フォーラム:オノマトペの魅力と不思議」in立命館大学茨木キャンパス
あまり役に立たない「あとで報告」ですが、行ってきました。
数年前にできた新大学キャンパスに行くのが半分目的みたいな、ええ行ってみたかったんですよ。広い、きれい、カフェかよ、みたいな大学でしたよ。一部は市民に開放しているので校庭で子どもが遊んでいる、まるで公園だ。


さてフォーラムですが、内容は、
1.オノマトペの意味は変化するか?
データベースがあるらしいですよ。言葉の由来を調べるのに使えるかも。
ここ。
2.オノマトペに方言はあるか?
あるそうですよ。
同じ日本語でもオノマトペでも想像もつかない言葉が。原因はその地方で使用されていた音韻の数に関係があるらしいのですが。関東の「ひ」と「し」みたいな? ちなみに雀の鳴き声は、ちゅんちゅん、ちーちー、ちゅーちゅーの3分類あったらしい。
3.外国語にもオノマトペはあるか?
あります。
でもオノマトペが多い言語、少ない言語があるらしい。ちなみに日本語、朝鮮語系は多い。あとアフリカ大陸の一部の言語、スペインのバスク語など。原因の一つはアニミズムとも。
4.「もふもふ」はどうやって生まれたか?
これが意外にも理系な話で聞き応えがありました。
オノマトペの語句に対する印象をアンケート調査し、結果に統計的処理を施し音韻ごとの印象を数値化。これをオノマトペの印象を数十種の尺度で表現するシステムに構築した、というもの。
たとえば、その言葉が柔らかい印象か、固い印象か、上品か、下品か、親しみがあるか、ないか、などなど。言葉を入力すると、その場で解析できる。
そう聞くと「逆は出来ないの?」と思いませんか。高級化粧品につける商品名、キャッチコピーは何がいいか? とか。
出来るそうです。
言葉の印象をスクロールバーで操作し、回答を出すように指示すると、システムが疑似遺伝子操作で交叉を繰り返し、約500回から1000回で理想の言葉を何通りか出せるそうです。すごいわ、実用になるし引っ張りだこかも、と思ったら、すでに特許取得済みだそうです。使用例もいくつもあるとか。
知らないところで、えらいことになっていましたよ。


あとパネルディスカッションでは、講座の手話通訳をされていた方に、手話で新しいオノマトペをどう表現するんですか、との質問がありまして(手話通訳をずっと見ていて考えついたのかな?)答えは、私ちょっと感動しました。
その場で自分の印象から新しい手話の仕草を作るんだそうです。言葉を自らその場で創造していくのだという。
いやあ、やっぱり知らないところで奇跡のようなことは行われているのだなあ。説明のあと大拍手でした。


■[読書日記]一行感想「パリが呼んでいる」ジャンポール西 2017/09/09 07:58
面白い。男目線のルポ、しかも画家の目がこんなに面白い、しかも料理する手際も良くなってきた! いいぞいいそ。
「嫁はフランス人」も面白い。続巻早く出ないかな。