なんか今年もばたばたしている間に終わってしまった印象です。
来年は、なんとか、でも楽しくしたい、ねえ。


■映画「キングスマン」 2015/12/23 18:44
もうちょっと、シニアの人の活躍が見たかった・・・。
そこだけ残念。


■ハナシをノベル in 繁昌亭 2015/12/22 23:33
いつも高座が目の前なので、繁昌亭だと書き割りに入っている気がするな。でも寄席としての雰囲気はこっちが上。
2つ目のハナシ「まち娘」での間が素晴らしかった。
客席がだんだん聞き入っているのがわかる、文都師匠の語りに酔いしれました。
オチまでの過程が、つまり起承転結の「承」がよく考えられている。
「承」、大事だよねえ。
今回の作家トークは「冬に暖かく」ということで面白く(毛布の服ってさ)。雀三郎師匠の「うどんや」の所作も楽しくかった。
北野先生作の「ランババ」は、語り手がずっと走り続けという奇抜なネタで文都師匠、走ってるつもりの腰浮かしっ放し、さらに客席内を走るという大変なハナシで、それを声も切らさずハナシきったのはさすがです。


あ、前説をした秀都くんは師匠に許してもらったんかしらん。


TSUTAYAのかきコメを書いてみる。 2015/12/22 23:08 
作品名:アンダーソン アーティスト名:テスラは泣かない
「テスラは泣かない」って何? なら、ぜひ。アンダーソンって誰? と思ったら聞いてみて。
疾走するピアノ。躍動し跳ねるリズム隊。知らぬうちに身体が揺れている。さらに畳みかけるギターのうねり。鹿児島発マグマロックは必聴だ! ワット 2015.12.20


■すいません。また先週の続きです。
この前(11/28)の講義で五代先生が小説は「テーマがひとことでいえるか」つまり(言いたいことは何か?)が大事。
言いたいことがない小説は散漫でつまらない。
とおっしゃっていましたが、ああ、同じことを橋本忍がいっていたあ、と思い出してました。橋本忍黒澤明映画の常連脚本家として有名、あと珍作「幻の湖」監督としても。
たとえば橋本忍作品で一番有名な「私は貝になりたい」はひとことでいうと「BC級戦犯がいじめられる話」

映画「僕らのミライへ逆回転」のテーマはとてもわかりやすい。「お金がなくても役者がいなくても映画は撮れるよ! 楽しいよ」ということでしょう。
この「撮って楽しもう」精神で、映画の中ではジャック・ブラックが自分達で撮った映画を「これはスウェーデン製の輸入映画なんだ」と大嘘をいうのですが、youtubeには(swedish)とした素人映画がけっこう上がってたりします。面白いのも面白くないのも様々だけど作った本人たちは確実に楽しんでる! と思います。


■CD 矢野顕子「Welcome to Jupitor」
矢野顕子とデジタル音源はいまいち相性が悪い気がする。
「オーエスオーエス」の頃やYMO前後を一生懸命聞いてた青春だった私がいうのも、年食ったみたいで嫌なんだけどさ。
でも曲はライブで聞いた「Welcome to Jupitor」も「そりゃムリだ」もとても良い曲だと思う。
「そりゃムリだ」はいまの気分にぴったり。できないことはもう当たり前になった。希望と欲望とはまったく違うのである。本当に大事なことだけ、きちんと必ずしてあげたい。
「あれもほしい、これもほしい、ぜんぶぜんぶほしい」はそりゃムリだ。
家でじっくり聞きたいなあ。
そんな時間が欲しいは「そりゃムリ」じゃないはず。


矢野顕子 プラス tinpan 2015/12/11 18:37
NHK大阪ホールにて。初。意外と広くない。
ただ贅沢に木が使われていて音響効果は良さそう。
一生に一度は見たい矢野顕子。だって天才と同じ時代に生きていられたら、そりゃ、ね。当然ながら観客の年齢層は高め、です。
椅子席はラクだなあ。
演る方も見る方もいい年だから、1時間で20分休憩。前半の終わりは「行け柳田」懐かしい! それを今のタイガースのオーダーを即興でやってくれる矢野顕子。もう天才でしかないでしょう。
私には自分の十代にどストライクで嬉しくてたまりません。
 休憩中に2階フロアも見に行ったのですが総板敷き、これってむちゃお金掛かってない? はい後半戦です。
後半戦、約1時間強とアンコール2曲で1時間半。がんばったね。
アンコール2は細野さんの「風をあつめて」を歌う。上手な流れ。広い年代層をうまく〆ましたね。
後半はいろいろな形式で歌ってくれたんだけど、矢野+ソロピアノ最強だと思った。ピアノという楽器の表現力を思い知らされた気がするね。ただ感嘆。
キャリアの長い人だから、みんなに「自分の矢野顕子」がいると思うけど、私の矢野顕子は「ひとつだけ」「らーめん食べたい」のあっこちゃんだ。あとKYLYNとか。
来年もコンサートをしてくれるなら、また矢野顕子を目撃したいよ。見られるだけで幸せだよ。


■映画祭ごっこの良いところは(先週の続きです)、
知らなかった面白い映画のことを聞いて見たくなることです。
講師の方のフェイバリットはこの映画。
僕らのミライへ逆回転
監督:ミシェル・ゴンドリー、主演:ジャック・ブラック
コメディ、だよね。
ビデオ店(しかもVHS)に勤める、でこぼこコンビ。間違って店にあるビデオを全部消してしまう。
仕方なく(なぜだか?)消したビデオに自分で撮影して映画を撮っちゃう。つまり、すかすかのチープなリメイク・ホームビデオで客をごまかそうという話。むちゃくちゃだ。
ところがこれが妙にウケちゃって、客は殺到して・・・。
実際に映画の中で「ゴースト・バスターズ」「ラッシュ・アワー2」「2001年宇宙の旅」などのチープすぎるリメイクをやってます。
笑っちゃうんだなあ、これが。映画が好きな人ほどより楽しめるわけ。
最後はちょっぴり、ほろりとするラストで「いいもん見せてもろた」という気になる映画でした。


■[読書日記]一行感想「北欧女子オーサが見つけた日本の不思議」
こんな見方があったのか! と目からウロコ。
私はぽろぽろ落ちましたよ(落ちない人もいるかもしれないけど)。
列挙 P18 一般的に欧米はセクシー、日本はキュート。
P20 マスクをするのは「人のため」(風邪をうつさない)
日本の集団主義利他主義)と他国の個人主義(利己主義)
P27 日本の女性はすぐカワイイという。
P31 外国人が日本人化されたサイン
    電車のドアの前を空けて待つ
    お会計の割り勘制度はかまわない
    マスクをする
    電話でお辞儀をする
    おまけ 人にお酌をする
P67 ノーをいわない日本人
  「難しいです」は外国人にとっては「交渉しましょう」である。
P72 嘘に対する考えの差について
P92 スウェーデンはハグが挨拶
   握手と同じで気のないハグは行儀が悪い(ぎゅー)とします。
P98 スウェーデンの味 その一 甘草
P100
P101 オーサは北欧デザインを「つまんない」と思う   


■[読書日記]一行感想「なぜ韓国はパチンコを全廃できたのか」
水際防御。それと官との癒着が無かったから。


■[読書日記]一行感想「うちの3姉妹?」
?よりも読者を意識してネタが磨かれ面白くなっている、と思う。102Pの番外編「次女のこと」のスーの話が好きだ。泣かせる。やはり「きょうだいの真ん中」は興味深い。



最近「映画と映像の活用方法」みたいなことがテーマの、市主催のワークショップに通っています。月2回。
参加しようと思ったのは、毎回、現場の人が講師で面白そうなのと、「映研でひょっとしたら生かせるかな」と考えたから。
楽しかったことは、映研にフィードバックできたら良いかなと。
 またお会いする機会に、今までの話を自分なりにまとめて、紹介できるようにしたいと思ってます。
 さて、具体的には、ということで、ここでは前回の話を少しだけ。
「宝塚映画祭」という単館映画館の小さなイベント、そのプロデューサーをしておられた方が講師で「映画祭を企画してみる」という体験ワークショップをしました。
 まず5人ぐらいのグループに分かれ、それぞれ自分の好きな映画を挙げます。
 次に、挙げた映画の共通項を探し出します。ここでとても苦戦する(それぞれが挙げた映画について大抵は挙げた人しか見ていないので、よくわからない、どうすればいい?)それでも皆映画好きなので、映画を想像して、あーでもないこーでもないと議論してテーマをでっち上げました。
 今度はテーマに沿って、自分の選んだ映画をブラッシュアップ。よりテーマに沿った映画を挙げるか、そのままでも構わない。
 次は自分の選んだ映画に短いキャッチコピーをつけて、映画名、コピーを5センチ角の付箋にまとめます。
 大きめの紙にテーマを書き、映画名、コピーを書いた付箋を貼り付ける、これで疑似映画祭のプログラムが完成。
 みんなうんうん唸りながらも映画が好きなので、とても楽しそうでした。うん、面白かった。
結果をサンプルとして、恥ずかしいけど公開します。

『もやもやする〜、このもどかしさを誰かに伝えたい映画5本』
1.わたしはいったい誰?「マルホランド・ドライブ
2.変化する彼女を家族はどう受け止めたか「アリスのままで
3.ラティーナよ、人生ライトに終わらせすぎ「wild・tales」
4.人知れず「本物の写真」を撮った乳母(変人)「ヴィヴィアン・マイヤーを探して」
5.おもちゃな特撮、なさけないストーリーと唐突なラストは何?「吸血鬼ゴケミドロ



2ヶ月ほど前からか、
TSUTAYAさんは旧作DVD2泊3日100円(税抜き)というサービスを始めてますよね。
ビバ!!!
新作にこだわりなく映画を安く見たい私には夢のようなサービスです。
在庫回転率を上げるマーケティング戦術なのはわかっていますが、でも、ここは敢えて乗りましょう!
できることなら1年365日、毎日映画を見たいよー。
TSUTAYAさんへ1年のうちに、36,500円を上納しても悔いはありません!
でも残念ながら、そんな時間がとれないんです。とほほほ。
それでも過去の名作はちょこちょこ借りてますよ。



今回は、巨匠ビリー・ワイルダーアパートの鍵貸します」。
モノクロですけど大好きな映画です。
町山智浩の親切な解説動画がありますよ。
 動画の中で、ワイルダーの有名な「映画に関する十則」について町山智浩は語っていますが、私は知らない。
知りたくてたまらない。だから調べてみました。
長いので転記はしませんが、「ワイルダーならどうする?」キネマ旬報社刊の332ページに載っています。
(この本自体はヒッチコックトリュフォーの「映画術」をすごく意識している、判型からしてそっくり)。
ワイルダーの言葉で興味深いのは映画は三幕構成だといっていること、そんな昔から?


今回見たら、シャーリー・マクレーンが最初は可愛く見えなくて「あれれー?」 どうしたのオレ? と思ってしまった。
ところが途中からどんどんキャラが立っていき、「そうか、魅力的に見えるようにきちんとストーリー構成がされている」ことに気がつきました。
もちろん最後にはやっぱり、マクレーン素敵すぎてたまらん状態でした。限りなく完璧に近い映画ですね。
やっぱり大好きです。


■LIVE「テスラは泣かない。」in神戸太陽と虎
初めて神戸のライブハウス。
JR高架の下。電車が通るたびに、がたがたと音が響く。でも、こじんまりして良い小屋だ。ステージは近いし、きれいだし。
また来たいなあ。神戸は大好きだし。
「テスラは泣かない。」は上手いバンド。
とにかくリズム隊が抜群。で桃ちゃんも、ひっちゃきになって弾く弾く。ボーカル・ギターの村上さんはシャイだけどベースの吉牟田さんが代わりに動き回って煽る煽る。良いコンビだ。
中盤にノリノリ曲の「アンダーソン」を持ってきてどうすんのか、と思ったけど、テスラの曲はどれもノリノリで、燃えるわー。
また行きたいライブバンド増えた。でも大阪公演は土曜日なんだよー、困るなあ。
対バンでは、LI.LIMITがよかった。ボーカルの男の子が雰囲気があって、これはあとでググるとしよう。
大阪から来たお客さんも多かったんだけど(村上さんが客席に聞いてた)、燃え方がこっちは違うなあ、神戸。
大阪のうるさいけど、乾いたマッチみたいにすぐ火がつく客と、ぶすぶすしながら燃え上がっていく(でもお行儀がいい)客、どちらも長短あるよなあ。


ちょっと考えちゃったこと
この前はZEPなんばに「SHISHAMO」のライブに行ったよね。
SHISHAMO」はインディーズ。
テスラはメジャーデビュー済み、でもキャパ250人のライブハウス「太陽と虎」で対バンしてCDを自ら手売りしてる。
ZEPはキャパ700か、もっと行くだろう。そこで「SHISHAMO」はソロライブして、もちろん物販はスタッフがする。楽器の調整もしてくれる。
テスラは自らやる。だっていくらトリでも楽器はセットし直し、調整が必要だから。なんなんだろうね、インディーズとメジャーって。
SHISHAMO」は来年、武道館でライブだ。
テスラは来年、高架下のライブハウスで演る。
でも、どっちも素晴らしい。


■映画「ブギー・ナイツ」を見る 2015/11/23 14:58
カメラワークのすごさは認める。ただ主人公の苦悩がいまいち、わかりにくいし、これから不幸になるのが最初から暗示されていて見るのが辛かった。
最後のシーンも未来に繋がっているようには、見えないんだよなあ。
実際そうなんだろうけど哀しい。映画として悲しい。


■[読書日記]一行感想「ジェーン・スー相談は踊る」 2015/11/21 18:46
今、面白いエッセイ書かせたらジェーン・スーでしょ。しかもパーソナリティもできる!
この本、楽しい。ネタ満載! 相談バラエティ、いいなあ。だって真剣だもの、みんな。
参考ページ(自分用)
P26 仕事の上手い断り方
P119 泣ける話「単身赴任してから柿の種のピーナッツばかりがあまってしまいます」
P196 映画「ばしゃ馬さんとビッグマウス」見たい。
P227 感情を出すっていうのは努力です。



■「100のモノが語る世界の歴史 大英博物館展」行ってきました 2015/11/20 20:59
せっかく新聞販売店さんが販促用の割引券くれたのに期限切れ。
あ。今度から気をつけよう。展覧会の会期と券の有効期限は違うのである。
でも貰ったのに申し訳ないから自腹で行ったよ。ついでに初めて「音声ガイド」も借りた。
ただのナレーションかと思ったら、ドラマ仕立てで凝ったものでした、俳優を数人使っているもの。まあ同じパターンが続くので途中でだれるけど。
展覧会の企画もなかなか良かったと思う。人類の歴史200万年満喫しました。
音声聞きながら解説読みながら(つい読んじゃう)だと時間が掛かる。ほぼ3時間で鑑賞を終了。さすがに疲れて途中で休憩を入れましたもの。
個人的に「おお」だったのは、ヨーロッパに輸出された磁器のすばらしさ。あとイスラム法に則り、利息は取らないと明記されたクレジットカードでしょうか、これ手数料はどうやって払うの?
あと古代エジプトのモノは要鑑賞。イギリスよく分捕ってきたよな。
で、その人たちの企画に乗ってるのは、ちょっと踊らされてるきもしますが、興味深く楽しい展覧会だったのは確かです。


■昼食、神戸にて
今話題の神戸「レッドロック」で、ステーキ丼。
なるほど、この量ならなかなか。雨で行列が短かったのも助かりました。
私には、まあまあでした。


■平均ハタチのBAND、SHISHAMのライブに行くオトナ 2015/11/15 20:16
こそこそ、行ったのに、いっぱいいるじゃないかオトナ。ふざけるな!(自分も入れて)
小学生がおかーさんと一緒に来てんだぞ(うらやましい)
あと雑感。
朝子。自分好き、完璧主義者がほの見え。
セットリストが盛り上げようって並びじゃないもん。盛り上げてアンコールの流れならラストにあの曲はない。
たぶんミディアムテンポで歌が歌いたい、完成度の高いアルバム、曲を作りたいのだと思う。でもCDは売れず、LIVEが盛況な音楽業界の現状では厳しいなあ。
たぶん、そのこともよく分かってる。
曲が売れて、大きなホールで客を座らせてじっくり聞かせるコンサートがSHISHAMOには似合うと思うよ。
たぶん、いずれそうなるから、いまは頑張って欲しいね。
LIVEで、けっこう冷めてる朝子をフォローする、吉川、松岡は良い仲間だなあ。


■[読書日記]一行感想「旅猫リポート
読了しました。
動物の話は癒されますねえ。
連作の中では「ヨシミネ」の農家の話が好きです。


■CD「ジョハリの窓」テスラは泣かない
手詰まり感がありますね、ちょっと。
今後に期待


■CD「卒業制作」SISHAMO
うっ、最初から完成度高いじゃないですか。
高校時代の作品だから、それなりと構えて聞いてたら、驚いた。
演奏技術はともかく、曲の完成度はかなりのもので今とあまり遜色ない。デザイン系の学校に通うだけあって、作り込みへのこだわりがあるんだね。
恥ずかしながら、ライブへ行くので予習と思ってネットでインタビューとかを漁ってたんだけど、一番「なるほどー」と思ったのは、ベースの松岡綾がいってたこと。「会うまではもっとフワッとした人たちなのかなと思ってたけど、会ってみたら、ごりっとした人たちだった」というもの。
これ本人たちの雰囲気じゃなくて、こだわりのことをいってるんだと思うよ。たぶん作品への執念が凄いんだと思うな。


■映画「アルゴ」見ました。(ちょっとネタばれ) 2015/11/11 06:58
バカバカしいとさえ思える大胆な作戦が過酷な現実の中で実行される。
くだらないSF映画のロケハンが実は人質救出作戦という意外性、ウソみたいな本当、よく騙せたな、と思う。
とにかく最初のシーンの大使館襲撃のリアリティが、ざらついた画面と共にぞくぞくしましたよ。
 地味な映画だけど、緊迫感がどんどん高まっていく。実話といいながら、けっこう演出が入っているらしいのですが、脚本うまいな。
CIAが主人公メンデスを助けようと、補佐官の子どもの学校の名を騙り電話するシーン、脱出する航空券の予約が最初は出ずに間際に発行されるとか、ぞくぞくしました。
でも、この映画が本当にすごいのは、これ2012年制作、3年前の映画なんですよね。それなのに、すごく事件当時の年代の雰囲気が出ていることかもしれません。
古めかしい気分がするんだよ、でもその分だけ、グッときますから。


■京大ウィークス2015 スペシャル・プログラム 阿武山観測所 2015/11/04 06:16
行ってきました。
建物は大阪府指定の歴史文化財です。立派な建物だなあ。明治時代に篤志家の寄付で建てたらしい。
観測所としての役目はすでに終え、今は地震学のミュージアム的な位置づけらしいのですが、過去に集めた他の観測所の記録データも含めて、今もデータ化が続けられているという話は、ちょっと感動でした。
学問は地味なところから、こつこつ成果を出すものだよなあ。
最後に屋上に案内して頂いたのですが、屋上からの展望もすばらしい。
今回はレクチャーも歴史的な建物も面白く、有意義な時間でした。


■映画「鑑定士と顔のない依頼人
先週の映画「恋愛小説家」に続いて、ひねくれ者のおっさんの話を二つまとめて見られて幸甚でした。この偶然は必然かもね。ご紹介感謝します。
ヨーロッパ風味のいかついおっさんと、いかつい建物は大好物です。
これが味のある顔がいっぱい出てくるんだなあ。ドナルド・サザーランド久しぶり。ジャック・バウアーのお父さんだ。
主人公のあの部屋のコレクションは、バーンズコレクションを参考にしたのかしらん、と思いました。
あと騙されて情けない顔した男も大好物です。


この監督は騙されて落ちる男(滅びの美学?)その落とし方(策略、トリック、つまりミステリ)にはあまり興味がないのかなあ、と思いました。


■「一風堂箕面店」に行く 2015/10/25 18:28
一度ぐらいは行ってみようと。
スタンダードなところをきっちり押さえた博多ラーメンですね。替え玉もあるし。メニューもよく考えられたシステムだし、店員さんの教育もよくできている。
でも外で並ばせられるのはなあ。郊外店なのにちょっと嫌。


■映画「恋愛小説家」
ニコルソン始め演技が達者な人揃いで、考え抜かれた脚本、懲りに凝ったセットと画面描写、良い映画ですね。
ただ上映時間が二時間半は、シチュエーションコメディにしても「ああ、長いなあ」と感じてしまったのも確かです。もっとさばさば終わってもいいような気もしました。


■[読書日記]一行感想「東京1年生」 2015/10/22 07:37
イラストエッセイ。テキストと絵もうすい。表紙はいいけど。
完成度が低いです。尽くしたのに捨てられた彼氏が可哀想だ。


■映像ワークショップ 2015/10/18 18:18
なんか演じた後は脳から変な汁が出てきてまだぼーっとしてます。
でも共同作業は楽しかった。
こういう活動だと人の第一印象とその後の印象は全然違うとわかる。実はこんな人だったのか、とか。


■TRIX LIVE 京都LAG 2015/10/17 22:09
 開演前のメモ。
うひゃー、これは何だPAの横だよ。たぶん死ぬ。前の女が平気な顔なんだが。
状況をわかっているのか。
これが久々の京都のイケズか。
今、AYAKIさんの4段砦のキーボードが見えてるぞ。菰口くんのエフェクター幕の内弁当箱(大)も。すとちゃんのベースは? ともかくめっちゃ近い。30センチ先がステージでも全然嬉しくない。


 開演。
演奏とMCが半分ずつのフュージョンバンドってさ。
聞きしに勝るぞサービス団体。寡黙そうな菰口くんも喋るしゃべる。
椅子には乗るわ、いつもの客席乱入もあり(でも満員なので狭あーい中を)。
AYAKI−ング!炸裂。
いま耳がキンキンしてますが楽しかったです。
念のため演奏もCDをほぼ正確再現ですごい。菰口くんのギターも、すとちゃんのベースも、しれっと難しいことをカンタンにこなす巧さナリ。


 終演
エレベーターで前の女はやっぱりうるさかったと隣の女と話していた。


■[読書日記]一行感想「きのうの神さま」西川美和 2015/10/16 13:38
映画「ディア・ドクター」の前に書かれた小説。短編集。
それぞれの短編は繋がりがないもの、薄くあるもの、いろいろ。医療現場に関わる話が多い。
映画はまだ見ていないので、どこまでが映画の話なのかはわからない。
小説の描写は映像的ではないけれど、でも上手いなぁと思う。
個人的には医療とは全く関係ない最初の短編が好き。
子どもが大人になっていく感覚、あこがれ、息苦しさ、閉塞感、異界への畏れ、いろんなことが、ない交ぜになった思春期の不安な気持ちをうまく掬い取って書いてると思う。これは映画化しないのかなあ。


■映画「ペネロピ」 2015/10/15 00:22
豚鼻のリッチは違和感がない。


■映画「サマーウォーズ」見ました。
すごく詰めた話ですね。
ちょっと追ってくのしんどかったです。
盛り上がるんだけど、割とイメージだな。アカウントと戦闘力の関係はけっこうアイマイ、インフラを乗っ取られたらあんなものでは済まないはず。
でもおもしろいわ。
個人的には健次と夏希の関係をもっと詳細に描いて欲しかったな。


■中学生の教科書を読む 2015/10/12 21:43
三年生の教科書に載っている、ろじんの「故郷」。懐かしい。自分も中学生の時に読んだ短編だ。
この短編に触れたから、ろじんの「阿Q正伝」も読んだっけ。「眉間尺」って短編が好きだった。
大人になって読むと、「故郷」は滋味深い、しみじみと良い作品だ。中学生の頃にはわからなかった、やるせなさ、切なさが読み取れる。これを教科書に採用した人の気持ちがとてもよくわかる。
そういう年代になったってことだ。


■映画「ウィンターズ・ボーン」2015/10/10 07:11
なかなか面白かった。
ただ背景がわからいと「何がなんだか」感はあり、これは山裾に追いやられたヒルビリーという、アメリカ最下層の人々の話なんだよね。
町山智浩氏の解説がなければ、わからなかった。


■[読書日記]一行感想「フランスの庭 奇想のパラダイス」
まさに奇想。
よくこんなものを作ったな、ていう。執念というか妄想というか。
まさに自分だけの王国、自然を征服、というところなのかなあ。
ひっそりノートを付けていたヘンリー・ダガーと共通点はあるのかなあ


■昼食。江坂、中国料理「青島」へ 2015/10/06 20:06
たぶん中国人ご家族でやっている店。なんかカルチャーギャップを感じて楽しい。麺が「これは食べたことないなあ」という味で、わくわくしました。また食べにいきたいなあ。


■映画「バートン・フィンクコーエン兄弟 2015/10/06 16:07
とにかく怖いのは苦手で見ていなかったのですが、紹介されたのでこわごわ見ましたよ。
面白かった。
どんどん煮詰まっていくバートン(髪型がヘン)。周りもバートンの靴にちゅーする躁病と思われる社長や、飲んだくれ作家、ホテルのボーイ(スティーブ・ブシューミだ)とヘンな人ばっかり。
もちろん最重要人物の変な隣人チャーリーは親切そうに見えて実は・・・。
何より古びたホテル自体がお化け屋敷みたいに見えるライティングの妙と画面の隅々まで凝った映像を満喫いたしました。
やっぱり食わず嫌いはいけませんなあ。怖いのはやっぱり嫌だけど。
バートンはチャーリーのおみやげ、わざわざ海岸まで持っていってたなあ。中身腐らないんかなあ。


■お食事会 2015/10/04 19:29
お誕生日月、レコンフォルテにてお祝い。
やっぱり安定の美味しさです。しかもうちから近いのがとても有難い。
材料はいつも同じ季節にいくので毎年被るのですが、今回は肉料理のカボチャピューレの味、ポテトスープが抜群でした。
行き帰りがラクなので、気軽に飲めます。うぃー、ご機嫌で帰ってきました。