映画「サファイアーズ 邦題ソウル・ガールズ」

オーストラリアのネイティブ、アボリジニの4人娘がなぜかソウル・ミュージックを練習してベトナム戦争の慰問に行く話。はぁ? な感じですが、映画が出来たきっかけも、はぁ? で脚本家のお母ちゃん(この人はアボリジニです)がベトナム戦争の記録映像を見ながら「お母ちゃん、ここ行ったことあるわ」とぽつりと呟いたのがきっかけという、脚本家の息子が「なんじゃ、それは?」つまり実話に基づく映画なんですね。
私は前から見たくて、日本公開を待ってたんですがたまたま発見して大急ぎで見てきました。
オーストラリアの映画なんですが本国では大ヒットしたらしいです。
これソウル・ミュージックがふんだんに使われていて、確かにノれる映画なんですね。ヒットしたのも分かるわあ、と思いました。
話の展開も早くて急ぎすぎかなぁ、とも思うし100点の映画ではないけれど、ソウル・ミュージックにアツくなれる人には絶対お勧めできる映画。
ベトナムの風景やアメリカ軍の描写がどこまで正確かは分からないんだけど、雰囲気は出ていてアジアの戦地にいる米兵達がひゅーひゅーいいながらアボリジニの娘たちのソウルヴォイスに熱狂する、けど戦地だから爆弾は飛んでくるしもう大変という、ごっちゃな映画で音楽にもノれて私は満足でした。できたらもう一回見たいなあ、と思いましたもん。
機会があれば見てください。