一行感想「僕はお金を使わずに生きることにした」

ぼくはお金を使わずに生きることにした

ぼくはお金を使わずに生きることにした

1年間お金を使わず貰わず生きることを決意した青年の手記。
信用経済による金融システム(いわゆるバブルね)が人間を不幸にしているから、という考えだ。
農場の片隅に中古のトレーラーハウスを置かせてもらって住み、農場で働き作物をもらい、野生の果物、野菜を採集し、ついでに町に行き(自転車で)賞味期限切れの食品を採集する(貰う、ゴミ箱を漁る)。
ポリシーに基づくので恥ずかしくなんかないそうだ。インターネットも使う(手動発電で)。
確かに文明のインフラを使って何が「金を使わない」だよ、という意見もあると思うが、とにかく「お金を使わないで生きる」ってこと、どんな困難があるの? にトライしたことが素晴らしい。
I will try. やってみよう、は大切だよね。
ちなみにお金がないと困ることは「女の子を誘うのがキビシイ」ことだね、と著者は言ってます。
だって一緒に野道を散歩する、とかナンパできないよねえ。