因果な商売、だよな。と思った日。そしてこれからも続く 

卒業式の2週間前のこと。
親は張り切るのに子供は無気力。


散髪屋に行く。私は切るが、昨日散髪に行くよと自分でいったのにゴネる子鬼、何がしたいんだ。頑として「切らない」という。
当然、激怒。お前何いってんだ。
切るまで帰らないお前だけ散髪屋に残して帰る、とまでいい夫婦二人して帰る素振りまでしたら、自分でひとり勝手に店を出てひとり歩いていった。何をする? 「電車でひとりで帰る」(その時は車でした)えっ、という間に一人で帰っていった。
しょうがなく夫婦は散髪屋に戻り事情を話して帰る。笑われる。


そんなことがひとりで出来るようになったとは感慨深いが、これはうれしいやらかなしいやら、なんとも、親って因果な商売だと思う。


さらに追記。
子鬼、なんと駅からタクシーに乗って帰ったことが判明。玄関にタクシーのティッシュの財布に気をきかした運転手さんのくれた領収書があったのである。「乗りたかったからタクシー乗った」かよ。
なんてヤローだ。
そんな自立も嬉しくもあり不安もあり、腹立つ。
帰って顔見たとき、子鬼ニタッとやんちゃくれな笑み浮かべてたなあ。