年金は「ねずみ講」?

旧聞になっちゃいましたが、先週の日本経済新聞日曜版の年金の論説はスゴかった。
日本の年金制度が問題大アリなのは誰もが知っているところ。
「年金を健全化するには年金を国民一人単位の勘定に分けて『自分が払った年金は自分が貰う』仕組みにするしかない。」
これは納得するところ。
ここからがスゴイですよ。
「現在の年金の『働いている人から徴収した年金を働かない人に回す』という仕組みは年金という名の『ねずみ講』だ。雪だるま式に増えていく負担をいつまで若者に押しつけるのか。破綻は明かである。」
さらに
「現在のこの不幸な状況、若者の就職難や国債負担増の問題を先送りしてきたのはこれから年金を受け取る『世代』である。
負の財産しか残してこなかったこの世代が年金を受け取る権利はあるのか?」
うーん。
そこまでは言わんけど、私も年金を払う側だからなぁ。
頷くところもあるのですよ。
私より若い世代はさらに負担を強いられることを思うとねぇ。
やっぱり1回リセットしてやり直した方がいいと思う。
たとえ税金で穴埋めするにしても。
(それも私たちの懐から出るわけだ)