■[読書日記]一行感想「キス・キス」ロアルド・ダール 2015/03/01 12:24
「あなたに似た人」でも思ったがダールの短編って玉石混淆。うまいっ!ていうのが少し、あとははーっ、みたいな。
「ミセス・ビクスビーと大佐のコート」の最後のひっくり返し。世界チャンピオンの密漁の話が面白かった。あとはそれなりか。


■「ゲスの極み乙女」を聞く
わかりやすいアヴァンギャルドって、ねえ。なんだか。
でもカラオケしたい。

■[読書日記]一行感想「おしごと図鑑 いきいき保育士」
よく書けている。保育園の仕組みがわかるし保育士のふだんの気持ちも苦労も分かる。140Pの「ついやっちゃうこんなこと」がくすくす笑い。「夫にうっかり、お、をつけて話しかける」「電車はバスで小さい子の隣にわざわざ座る」


■[読書日記]一行感想「神去なあなあ日常
色濃い自然の描写と山の神への畏敬が軽やかなユーモアを含んで書かれていて楽しい。神去弁と横浜弁(じゃん)の対比がいい感じ。
あっという間に読みましたよ。ノコ可愛いなあ。


■神戸博物館へチューリッヒ美術館点へ 2015/02/24 18:40
奥さんと。
一人の画家の作品ではない美術展は焦点が散漫になりがち。今回も残念ながらそうで淡々と見る。ゴッホゴーギャンセザンヌ印象派ピカソシャガール、世紀末派と有名どころを揃えてはいるんだけどね。北欧の画家ムンクの作品は名品だと思うな。
マチスは好きなので嬉しい。エルンストの一枚も良かった。
お目当てのアシェットが閉まっていて中華街で食事。呼び込みも多いから目移りしますねえ。適当に入ったお店で食事。2Fで静かだったのはよかった値段なりかな。
奥さんと別れてセンタープラザ2Fへ。ここが今やオタクの街になってるんだって? なってました。
ひとところで見て回れるので便利がいい。雨が降っても屋内だし。だらだら歩く日本橋もそれはそれで意味はあるが、三宮の駅近で使いやすいのは○ですね。メイド喫茶が無いのが不思議(いらんけど)。


朝日新聞ニュース「国会で共産党の質問中にテロ政党とヤジ」 2015/02/22 13:57
この誘拐事件の喪ともいえる時期にテロという言葉を矮小化し卑怯なヤジに使う知性もモラルもない人間など国民を代表する国会議員といえない、即刻辞めるべきだ。


■子鬼とふたり 2015/02/22 13:48
久し振り。君はお母さんに甘えすぎだ。
中学二年生はゆうゆうとインスタントラーメン焼豚(市販)ねぎ(市販)入りが作れるんだよ。
でも車洗いを手伝ってくれて有難う。


■[読書日記]一行感想「乙嫁語り6」
バトルの巻でしたね。大砲ずらずら出てきたのには驚いた、そんな武装してたの、ただの村でも? 
相変わらずアミルはカルルクにベタ惚れです。当てられるパリヤさんが可哀想で可愛い。


■[読書日記]一行感想「あずまんが大王
面白い! 相性が・・・吸いこまれてまう。全部読んでやる、全巻読んでやる!!


■[読書日記]一行感想「点と線」松本清張 2015/02/21 09:42
「いまさらかよ」と言われそうだけどいまさらで初読です。
この版で読めてよかった。文春文庫傑作選版、風間完画伯の挿し絵は素晴らしいし紙質もいい。ゆったり楽しめました。
有栖川有栖氏の解説もよいです。二〇〇〇年代に読めばさすがにトリックは古めかしい(当時から?)でも登場人物の描写は素晴らしすぎる。特に亮子が。だんだんほどけていく謎と浮かび上がる人物像にぞくぞくします。やっぱり名作ですねえ。
中に出てくる手紙が、ね。この時代の人達はここまで達筆だったのかと、もちろん清張が書いてるんだけど、これだけの内容の手紙がスタンダードで誰ても書けていた、ということだろう。ケータイって便利(あっスマホも)だけど人間退化してるかも。


■[読書日記]一行感想「理系の人々4」
笑ったポイント 
・電話帳のお前の名前「山田太郎(二千円)」に変更しといたから(P40)
・こんなに大変、理系女子のエピソードが笑える。
 「赤がかわいい」「私は白が好き」「何のこと?」「遺伝子組み替えしたハエの目の色」
 「あそこ刺されて即死とかあり得ないよね」「うん、ていうか泣く暇あるなら応急措置すればいいのに(傷口押さえるだけでも違うし)」
 老舗鰻屋さん(P96)二〇〇年継ぎ足したタレ(とっくの昔に品質的には平衡してるよなあ)


■[読書日記]一行感想「片耳うさぎ」大崎梢
これは横溝正史ワールドの「犬神家」リスペクトなのでしょうか。地方の旧家のでかい屋敷に家系図、呪いに伝承。
それを解くのが小学六年生の女の子というのが、ええですねえ。納戸に天井裏の冒険とわくわくします。少女の成長がメインの小説かな。
落ちがちょっとムリめなのと、お年寄りが新しめの漢語(発表とか)を使うのが少し引掛かりましたが、よかったです。


■[読書日記]一行感想「ニルヤの島」
死後の世界が否定された、という設定は魅力的(バチカンが宣言した)とか。でも曖昧に書かれていて説得力はイマイチ。
否定と断言するからにはしっかりそこんとこ書いてよね。
それよりも南国環礁の島々、たとえばミクロネシア、むせるような海と熱帯の描写が素晴らしい。
断片化された叙述、ミーム理論と利己的遺伝子仮説とドーキンスを引用したのはいいし、時制が前後したり、話者が変わるのもこの小説の世界観だとして、最後の落ち。までは冗長すぎないか。もっと短い話でいいかも。ラストで私はこれは二段落ちだと思うのだが、ひとつは話者の死で、ただこれは小説の流れから容易に予想がつくしありきたり、まあ作者も落ちのつもりではないのかも。最後の最後に(最終ページで)ひっくり返しがある(ように見えるが)えーっと、これはネオテニー、のことですよね。
というと台無しになるのかな? いや結構楽しませてもらいました、少し長すぎるけどね。


■映画「シダーラビッツ」
邦題「バッド・トリップ」酷いタイトル。
映画はハートウォームコメディといっていい内容なのに。私にはちょっと、うるっときた良い映画、よく練られた脚本の出来がいい良作なのに。悲しいぞ。人に教えたくなる映画。


■何の前触れもなく 2015/02/12 10:49
前まであった店の看板が無くなっている。
閉店。
何の書き置きもなく。
切なくなる。「おや、店の様子が違ってるぞ」ただ、ただ変化を見るのが楽しかった若い頃とは違うんだ。
変化のうちに隠れているものが見えるようになってしまった。


■「ビマ・サトリア・ガルーダ(ガルーダの騎士ビマ)」
インドネシアで日本の石森プロがキャラクターデザイン、制作全般をバックアップし、スタッフ、出演者はもちろん、言葉も現地語で作られた特撮ヒーローアクション。子ども達に大人気だそうだ。
変身ヒーローのお約束はどこの国でも通用するのか? 何か微笑ましく楽しい話だ。ビマを見て育った子ども達はどんな大人になるんだろう?


■テニス全豪オープン決勝
しょーもない感想から。
マレーの靴、かっこいいな。で、マレーは年を経るごとにちょっとヘンな顔から渋い男前のイギリス男になっていく(スコットランド人だけど)。
なんかとてもいい人そう。でも、いい人はテニスには向いていないかも。
じわじわと追いつめて勝ちに行くジョコビッチ強すぎ。第3セットの途中から流れがジョコビッチに向いていた。最初はちょっと危うげだったのに盛り返した。


■食事会 2015/02/09 10:27
ル・ヴェール・フレで。
私の中では近隣で今ここがピカ一。気に入ってます。


■[読書日記]一行感想「まんぷく京都」
知ってる店も知らない店もあった。知らない店が多い。
京都は近いからすぐ行きたくなるよねえ。


■CD「SKIMASWICH」スキマスイッチ
久しぶりの復活スキマスイッチには期待してたのに、空創トリップとか初期の頃の輝きはないなあ。さみしい気持ちになる。
たとえアルバムは標準以上の出来だとしても、それではスキマスイッチではない。


■複雑な感情と感傷 2015/02/01 16:49
法とは執行者がいてこそ意味がある法なのだ。


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