琵琶湖ビエンナーレ 014/11/05 18:49

昨日行ってきました。場所は滋賀県近江八幡
良い天気でした。
現代美術の展示イベントなんですけど、美術館ではなくて古民家を十数軒使ってそれぞれの家の雰囲気も楽しみながら展示を見る、というもの。
地図をもらって古民家を探しながら歩くのがとても楽しい。また近江八幡は古い町並みが残っていてそぞろ歩くのがいいんですよ。水郷(桃山時代に商業用に作られた町の中の水路)を歩くとちょうどちらほら紅葉していて、どこを歩いても絵になる光景で、写真をぱちぱちしながら楽しみました。また古民家がいい感じに古びていて懐かしくて、そこに展示されている現代アートが意外と合う。また家には箱庭もあって手入れされていて一見の価値あり。近江八幡神戸女学院学舎の設計で有名なウォーレスが設計した建物がいくつかあり、これを見に来る人もいる町です。
平日にも関わらずけっこう観光の人がいました。むかーし、仕事できたときには、それどころじゃなかったなあ、と思い出したりして。もう10年以上前ですが。
道がわからなくて近くに店で聞いたり、作品を展示する家のひとつはカフェで休業されていたのをちょうど来ていた奥様のご厚意で見せて頂けたり、運がある日だったかも。1日幸せでした。
八幡山(だから近江八幡なんですね)頂上のお寺にも展示があるということでロープウェーで上がり、見下ろすと琵琶湖と平らな土地、四角く仕切られた田圃がまるで立体地図のように見え、清々しい気持ちになりました。ああ、さっき会った奥さんは、八幡山は遊歩道があって30分ほどで登れるんですよ、子どもとよく登ります、といっていたなあ。よし歩いて下ってみよう。
そう思ったのが運の尽き。なかなか道を見つけられず、よく見るとロープウェー横にしれっと下山道とある。これがけっこう急で細い道でぬかるんでいるところもあり、ひやひやしながら下りました。ようやく八幡神社まで下りたら足はがくがく。さらにバスに乗り損ね(行ってしまった)歩いたら道はわからなくなり、結局近江八幡駅まで歩くことに、さらに新快速は30分以上待ち、で家に着いたら夜八時前というオチが着きました。
でも、よかったなあ近江八幡という気持ちは消えない。
今度は家族で行きたいなあ。
ちなみに作品では旧中村邸の暗闇に明かりをつける作品がとてもよかったです。これが一番最初に行った古民家にあった作品でとっても印象が良くなりました。
闇の中で装置に氷を置くと、溶けた氷が接点になり闇の中に明かりがぽつぽつりと暖かな色の明かりが灯っていくという、そこだけ違う宇宙かな、
みたいな作品でした。
他にも闇と空間を使った印象的なものが多かったです。部屋の中に玉砂利を敷いて平たい大きな岩を置いたもの。ぎょっとする感じがしてよかった。家の中にいきなり石庭がある感じでした。


■映画「カムバック」
シネリーブルにて。
よかったけどね。サルサって楽しいでしょ、という意図は伝わった。
でも、ちょっと物足りない。
メタボな が踊る姿をもっとしっかり見せて欲しかった。
いや違う。なんか薄味なのは、それは物語世界の構築が不足しているからだ、と思う。
「すべてはサルサで解決する!(私見)」ってストーリーでしょ、この映画は。ならもっと、サルサですべての問題はを片づくのだ、というこの映画のお約束をきちんと説明して欲しい。そうでないと中盤のダンス合戦もいまいち盛り上がらない。
例にあげて悪いが漫画「美味しんぼ」なら、「すべての問題は料理で解決する!」がお約束の世界でしょ。その物語世界を構築するために、海原、山岡ファミリーによって延々と食の蘊蓄が語られるわけですよ。あれはだらだら長いけど必要なの。同じようにこの映画でも「すべての問題はサルサで解決する!」世界観をしっかり入れて語って欲しい、と思うのです。


■映画「宇宙人ポール
何も知らず連休に神戸三田アウトレットに行き大渋滞に巻き込まれ、さらに子鬼は迷子に。げんなりして帰ってきたtoshi-iです。こんにちは。
ポール、面白いですよ。
SFファン、というより映画ファンなら、にやりとするシーンがいっぱいあるんじゃないかな。私も全部はわかりませんでしたが。「未知との遭遇」のパロディには爆笑。後味も良い、楽しい映画でした。
ポールとお友達になりたい。
休日に気楽に見るのにお勧め。


■映画「トゥルーマン・ショー 2014/11/06 17:41
ブログで子どもの成長記録をつけ続けたらどうなるか? その子の人生ずっとネット中継するようなもの、という話題がネットでありましたが10年以上前にこんな作品が。これはTVの話だけど。
生まれたときから映画のセットの中、24時間ライブ中継されている男、というトンデモ設定はスゴいけど無理はないかい? たとえば基本的人権と教育は? 彼、30歳で結婚してるけど、俳優の奥さんとの性生活は? オナニーも世界中継するの? とか無茶も山積みですが、まさか子どもはコウノトリが運んでくるとか、性教育しているんじゃあないだろうね(キスはしてたけどナ)。まあそこんとこムリメで、かなり強引な話なんですよ。でもストーリーとして面白けりゃいいわけだしね。
割と上手にお話の辻褄合わせの処理はしています、まあムリメだけどね。
だんだん彼がこの世界はセットだと気づいていくのはいいんだけど(30歳になって初めて?)、最後のオチはちょっとなあ。天動説の世界の果てか、そこ僕は拍手できないです。で、この中継は本当に面白いのか?


■[読書日記]一行感想「はじめての土偶
土偶、実物見たことないんですよ。知ってるのも縄文時代の眼鏡掛けたみたいな遮光式土偶っての? あれだけ。
こんなに種類があって、大きさも30センチ大のものあるなんて知りませんでした。


■[読書日記]一行感想「和菓子のアンソロジーアンソロジー
良作多し。
日明さんの「トマどら」は何かで読んだ気がする。名作。畠中恵の短編もうまい! と思った。あと敬称略、近藤、牧野、柴田、北村先生のさりげないのも、小川一水のむりくりSFも楽しい。


■[読書日記]一行感想「まんぷくローカルマラソン旅」「海外マラソンRUNRUN旅」
たかぎなおこ週間。片っ端から読んでます。
楽しいんだよね。
イラスト本なのでさらさら読めるし。
またマラソンに挑戦したく(でも挫折)
ああ、最近ランナーを見ること多いよね。


■[読書日記]一行感想「へなちょこ手作り生活」
作りたくなるように、上手にまとめているなあ。私はリサイクル封筒と、ソーダ水、梅干しが作りたいです。


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