一行感想「偉大なるしゅららぼん」

最後が昔のNHK少年ドラマシリーズみたいで泣けてきた。
よかったなあ。
ホルモー読んだときと同じくらい良かった。
マキメ作品はビジュアル的だけど文章で膨らませる的なイメージなのである。映画にすると変につまらないんだよねえ。
・それを越えるとシャッター通りが続く、ときどき信用金庫、和菓子屋、石材店、建築事務所が思い出したように店を開いている。25p
・棗は髪をかき上げると、汚れた消しゴムのような地面を見つめた 261p

偉大なる、しゅららぼん

偉大なる、しゅららぼん


■[読書日記]一行感想「小さなスナック」

リリー・フランキーナンシー関の対談集。もう10年前の本なのに鋭く今読んでも面白い。リリーフランキーのボケにナンシーが突っ込むという黄金パターンがもう可笑しくてたまらない。
この前の展覧会でも感じたけど、やっぱりナンシー関というのはすごい才能だったと思う。
なのに……。
ナンシー関のいきょというかたちで終わるのが痛ましすぎる。また追悼文がうますぎて本当に辛い。涙した。
この本で涙しないといけないなんて。

小さなスナック (文春文庫)

小さなスナック (文春文庫)


■自由律俳句
古本屋で「乙嫁語り1」を一八九円で買ったらもう本当嬉しくってしょうがない俺

乙嫁語り 1巻 (BEAM COMIX)

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