一行感想「偉大なるしゅららぼん」
最後が昔のNHK少年ドラマシリーズみたいで泣けてきた。
よかったなあ。
ホルモー読んだときと同じくらい良かった。
マキメ作品はビジュアル的だけど文章で膨らませる的なイメージなのである。映画にすると変につまらないんだよねえ。
・それを越えるとシャッター通りが続く、ときどき信用金庫、和菓子屋、石材店、建築事務所が思い出したように店を開いている。25p
・棗は髪をかき上げると、汚れた消しゴムのような地面を見つめた 261p
- 作者: 万城目学
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2011/04/26
- メディア: 単行本
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■[読書日記]一行感想「小さなスナック」
リリー・フランキーとナンシー関の対談集。もう10年前の本なのに鋭く今読んでも面白い。リリーフランキーのボケにナンシーが突っ込むという黄金パターンがもう可笑しくてたまらない。
この前の展覧会でも感じたけど、やっぱりナンシー関というのはすごい才能だったと思う。
なのに……。
ナンシー関のいきょというかたちで終わるのが痛ましすぎる。また追悼文がうますぎて本当に辛い。涙した。
この本で涙しないといけないなんて。
- 作者: ナンシー関,リリー・フランキー
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2005/04/08
- メディア: 文庫
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■自由律俳句
古本屋で「乙嫁語り1」を一八九円で買ったらもう本当嬉しくってしょうがない俺
- 作者: 森薫
- 出版社/メーカー: エンターブレイン
- 発売日: 2009/10/15
- メディア: コミック
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