一行感想「街場の大阪論」

街場の大阪論

街場の大阪論

連載の関係か内容のダブりは多いと思うんだけど、要約すれば店(飲食店)に係わるときに消費者の目線と近所の目線がある。消費者の目線だと損得しか見えない。それ以上の店との係わりがない。でも近所の視線なら店主と仲良しになるとか近所のよしみとか、しっとりした人と人との付き合いがある。消費者として店を客観的な評価する、という付き合いもいいけれど(これが損得の関係だ)、店と濃密に付き合うご近所としての関係も捨てたらいけないだろう、という意見をいろいろなかたちで述べていると思います。
なかなか面白い、するする読める本