一行感想:恩田陸「ブラザー・サン・シスター・ムーン」

ブラザー・サン シスター・ムーン

ブラザー・サン シスター・ムーン

図書館の貸出票。本の間に挟まっていた前に借りた人の貸出票。気になるんだよね、あれ。
「ブラザー・サン・シ」まであった。
ピンときた。
借りなきゃダメでしょ。
「ブラザー・サン・シスター・ムーン」
映画の題名のはずだ。確か監督はゼフィレッリ
なんていいタイトル!「太陽の兄弟、月の妹」。ずっと気になっていたんだ。記憶が呼び出されたんだ。
借りてみたら、本だった。恩田陸、か。


才能だけで書けちゃう小説ってあるんだな。いや本当は違うと思うけど。緻密な計算もあるのだけれど。
楽しいんだよな。作者の書いていて楽しい気持ちが伝わってくるからかな。