初音ミクの開発会社社長さんのインタビューを読んだ

初音ミクは通常1000本売れれば大ヒットの音楽作成ソフト業界で35万本売れたんだそうだ。
デスクトップミュージック用に簡単なボーカルソフトがあればいいな、ということで開発したとのこと。
実は過去にも別のボーカルソフトを発売していて、このソフトがもう売れる機会は無いはずなのに少しずつ売れている、調べてみたらニコニコ動画などのサイトにアップするために使われていることが分かった。だから簡単なボーカルソフトを開発販売してみようということで初音ミクを作ったんだそうだ。販促としてデモデータや初音ミクの画像をHPで提供したけれど、でもこんなに売れるとは思わなかったとのこと。
このあとが私が引用したかったことです。
現在の著作権のあり方は昔の少数のプロが音楽を作っていた時代のものだと思う。今後は多くの人が簡単に音楽を作られる今の時代に沿った著作権の仕組みが必要だし、たとえば音楽のダウンロードに対して廉価な課金をするなどの広く浅く著作権料を取る新しい仕組みが必要だと思う。
その通りだと思う。
現在の著作権の仕組みで利益を得ている人たち(あえて名を伏すJ○など)がその仕組みに固執しすぎで大多数の人たちが迷惑していると思うな。
ファイル共有ソフトで他人が作った作品をタダ取りしてる人たちは文化を破壊していると私は思っている。でも現在の仕組みに対する反発も正直あると思う。
多くの人が少しずつお金を出して文化を育てる仕組みがあってもいいんじゃないか。それが廉価ならタダで文化を盗む人たちも無くなりはしないだろうがかなり減るんじゃないだろうか。