見ました。見ましたよ、もう(興奮)。

電脳コイル 第1巻 通常版 [DVD]
以前に総集編でもうしっかり見たくてたまらなくなった「電脳コイル」ですが近くのTUTAYAにあったのですぐ借りてきました。
再放送とタイミングが合ったので3話一気に見ました。


この面白さをどう伝えればいいのか。


HPだけでは面白さは伝わらないと思う。ここ、"電脳コイル"


これは世界観がまず良いのですよ。
時代設定は近未来だと思うのですがこの世界では現実空間に仮想空間が二重写しに視覚化されている。もちろん仮想空間は目では見えないわけで住民は専用のメガネを皆掛けています。つまり(メガネを掛けた状態では)現実空間と仮想空間がごっちゃ状態になります。その空間がまったく違和感無く構築されているという設定なのです。
仮想空間はけっこう破綻があるようでそれも視覚化されています。
いきなり街の中に「データがありません」とか2次元表示されちゃったりします。まるで立て看板みたい。それを修復するためのソフトがあるのですがそれも視覚化されており、(メガネを掛けていると)実際に見えるそのソフトが仮想空間を修復する姿が見えるのです。
つまり仮想空間のあらゆるものが視覚化されていると考えてよいようです。凄いデータ容量が入りそうだけど。
こう書くとデジタルな話みたいですが、描かれる街は神社や商店街がある昭和な町並み。なんか懐かしくて、って世界なのです。そこにいきなりバクって異空間が開くってのが凄い新鮮です。