がっちりマンデー、今回のテーマは回転寿司。

面白かった。
久しぶりに大手チェーンの回転寿司に行って見たくなったよ。


理解したこと、考えたこと。
1.回転寿司の粗利は高くない。
まぐろなどは原価率6〜7割だと。
でもサラダ巻き、お味噌汁などの原価率は2〜3割なので商品ミックスで利益を稼いでいる。
そういえばデザートよく流れてきますね〜
2.でも日本人はお寿司好き。集客力は非常に高い。
お客さんは黙ってても来てくれる。あとは他店との競争だ。
3.あとはいかに客単価を上げ回転率を上げるかだ!そのために究極のハイテクを導入。
(1)客が来れば人数を入力し、店内の人数、テーブルごとの滞留時間をすべて管理!
流す商品はコンピュータで指示。ムダな商品は流さない。
(2)皿にはICタグ付ける!
何周流れたか管理し品質の落ちたものは機械が自動的に廃棄。
もちろん料金清算は非接触型リーダで1秒で終了。ここにも回転率を上げる工夫が。
(3)お寿司はタッチパネルで注文、お皿は回収口を設置
合理化でとことん人件費を下げる。
(4)お皿5枚ごとにルーレット
面白がらせる。遊ばせる。客単価を上げるための涙ぐましいまでの工夫が。


これはいろいろなお店の内容をミックスしたものだけど、とにかく凄い。
日本で消費者が目にすることの出来る究極のハイテク産業じゃないか?これは。
ICタグを本格利用してる企業なんてまだ少数だしさ。
とにかく面白かった。


でも、ああ100円寿司もいいけどちょっと高いがやっぱりおいしい回転寿司函館市場とかにも行きたいもんだよなぁ、とも思いました。