休日「そうだ京都に行こう」

toshi-i2007-05-09

今日は休み。奥さんも出掛けるってことで「さあ、どこに行こうかなぁ」
そうだ京都に行こう、前々から気になることを貯めていたし。
目的は次の3つ。


1.何必館に行く。
2.京都に住んでいた時よく行った洋食屋さんを訪れる。
3.スーホルム・カフェに行ってみる。
                     

まず「いい古都チケット」1600円也を駅で購入。これは京都市バスと地下鉄、阪急、阪神がほぼ乗り放題の切符(一部制限あり)。
さあ準備出来た。乗り倒しましょう。


1.何必館に行く。
個人蔵の美術館。ネットで良い評判を聞いて行ってみたかったんだよね。
四条河原町を西へ八坂神社の手前にある細いビル。
持ち主のこだわりが随所にある。でも作品点数は少ないからすぐ見終わっちゃうんだよね。入場料1000円はちょっと高い。
5Fの吹き抜けはかなりいい感じではある。

北大路魯山人の壷などもあった。魯山人って「美味しんぼ」に出てくる人だよなぁ、という知識しか無い私だが割りと「いいもの」であった。
パネルがあって魯山人の言葉が書いてある。
良いこと言ってんなぁ、と思ったのでここに書き写す。(縦書きに出来ないのが残念)


この世の中を少しずつでも美しくして生きたい。
私の仕事は、そのささやかな表れである。


人間なんで修行するのも同じことだろうが
自分の好きな道で修行できるぐらい
ありがたいことはない


人はいつ死んでもよいのである。
人はこの世に生まれて来て、どれだけの仕事を
しなければならぬときまったわけのものではない。


分かる奴には一言いってもわかる。
分からぬ奴にはどう言ったってわからぬ。


芸術は計画とか作為を持たないもの。
刻々に生まれ出てくるものである。
言葉を換えて言うなら、当意即妙の連続である。


それにしてもこの日は暑かった。
ジリジリ焼かれるような暑さ。ずっと水分を補給しつつ歩く。

*まだ午前中なので鴨川土手にもさすがにカップルはいなかった。


人が多い。修学旅行中のむさい高校生とか。
京都の人は「観光客を薪にして大文字焼きしたいなぁ」とか思ってるんじゃないか、実は(邪推だけど)

(つづきます。)