会社は誰のものか(覚書きの2)

会社に直接関わっているのは従業員だ。小規模な会社は別だけど従業員が何百人規模の会社は地域社会の中で大きな位置を占めている(商品の市場とする場合も多いだろう)から公的な性格、責任がある。
これは営利企業であることと矛盾しないと思う。
「企業とはある政治体制の下でのみ存続できるあやうい存在である」とドラッカー先生も言ってる。
企業には社会的責任があるし、普通の企業は永続的な発展を目指すものだ。
所有する株主が好きにしていい、ものではないはずだ。
「所有はするがそれは公的性格をもつもの」の例を考えてみると(続く)