テクニック(手法)の属人性について
成熟社会の進展で属人的に備わっていた技術が急速に減少しているのではないか。
言い換えれば職人の技術が機械の取って代わられる時代になってきたんじゃないか。
うちの会社に限らず「作業の標準化*1」とか「暗黙知を形式知に*2」とか言うわけだ。NC機械やチェスじゃディープブルーに誰も敵わない時代だしさ。
なーんて言いましたが、やっぱり職人技やプロの技術は凄い。別のものに置き換えが利く訳が無いや。
工作機械を作る金型(すべての基準になる)を作る職人の手さばきの凄さ。巨大天体望遠鏡のレンズは聾唖の人が磨いてるんだって!←集中できるからかなぁ。
また普通の人の2倍売り上げる販売のプロの心配りの細かさ。ノウハウで真似できるものじゃないよ。属人的にその人の人格に備わっているものだとしか言いようがない。
いやぁ、やっぱり人間って凄いんだ。
(己を反省す)
私は職人さんが技術を見せたり語る番組、セールスのプロがノウハウを語る番組、大好きです。やっぱり何かを極めてる人はいい。
語る言葉も説得力があるんだなぁ。
お金を右左に動かす仕事ももちろん大変なんだろうけど、大金が動く、多額の報酬があるかもしれないけど、私はモノ作りのプロや販売のプロの方をずっと尊敬しちゃうなぁ。