クララ

アルプスの少女ハイジ」のクララですよ。
アニメの初放映を見た日からずーっと疑問をに思っていたことがあるのです。
(もう何十年経つのだろう、放ったらかしだ)
アニメではクララが立つまでハイジやペーターが一生懸命リハビリをしてその結果クララは立つのですが、私がそれまで読んだ小学○年生付録みたいなダイジェストのもの大抵はハイジとクララの仲の良さにペーターが嫉妬して車椅子を蹴っ飛ばし結果的にクララが立つ、というストーリーなのです。
これはどちらが原作「ハイジ」に近いのでしょうか?
アニメ版のストーリーはこれは連続放映であるアニメに合っていて感動的でしたし(泣きそうになった)、ダイジェストものはこれはもうリハビリなんてしてたら字数が足りないので唐突に立って貰うしかない。唐突なのでインパクト有りでちょっと感動かな。
勉強不足で原作未読、さらに何を今更読むか感もありここに書いた次第であります。
ええと、以下余分な豆知識(そのなヒマあったら本読めよ)
1.アニメでは原作の宗教的(キリスト教的)信仰の部分は日本人向けに自然崇拝に置き換えられている。おじいさんは鷹に憧れてたりしてましたね。
2.ハイジがロッテンマイヤーさんにいじめられてる頃、ペーターはというとスイス義勇軍を組織していて、大軍勢でハイジを助けに乗り込む。というストーリーを宮崎駿は大真面目に考えて提出したらしい。
ブルジョア独裁を倒すプロレタリア革命って、ソビエト国策映画かよ。
そんなオカしさが最近の「もうどうにもとまらない」宮崎映画には発露しているのでしょうか。いいねぇ。
これのネタ元は確か「アニメージュ」だった。
(大昔に立ち読み。あの頃は3時間でも楽勝で読めたなぁ、今はちょっと体力的に・・・)