篠山その2

昼食に食堂に入ったら大衆食堂でした。セルフでガラスケースのおかずを取りごはんと汁を注文する方式。懐かしい。でも観光客向けのメニューもある。ここは観光地。
飯を掻っこむ作業服の男達、地元の人でしょう。
ほのぼのした気持ちになりましたが、もしこの街で自分が生まれていたら・・と考えてしまいました。
半径2キロもあるかなしかの小さなこの街。働き口だって限られている。
ずっとこの街の残っていたかしらん。それとも卒業と同時に街を出て行ったか。
僕は吹田で生まれました。
大阪のベッドタウン市内まで30分以内。大阪はそこだけで充足される街だし20歳まで出ようと考えたことはなかった。24歳の時に転勤で他の街で一人暮らししたけれど、それがなかったらずっと大阪だったかも。何の疑問も持たずに。(今は考えが違うよ)
生まれた場所が違ったら全く違った人生だったかもなぁ、と考えさせられたひとときでした。