それはまた別の話 和田誠・三谷幸喜

それはまた別の話

1本の映画について語る対談。
二人とも映画監督の経験があるし、三谷幸喜はもちろん脚本家。実作者としての一言がとても良い。
12本の映画について語っているが、オレが見ていた映画は6本。
やっぱり見ている映画の話がいいよね。
例えば、「ダイハード」でアクション映画では一人目の殺し方が難しい。
「12人の怒れる男」の登場人物12人の性格と映画での立ち位置。
とか、書く人でないと分からないことがいっぱいあり、新しい映画の見方が出来そうだ。
映画を見てから本を読みたいから、「トイ・ストーリー」はレンタルして見てから読んだよ。面白い映画だったからレンタルして良かったよ。
オレの見ている6本以外はあとは古い映画だからがんばって探さないと見れない。
探してみようかな。

目次
十二人の怒れる男
アパートの鍵貸します
舞踏会の手帖
フランケンシュタイン
ダイ・ハード
絶壁の彼方に
バンド・ワゴン
素晴らしき哉、人生!
トイ・ストーリー
恐怖の報酬
エイリアン
裏窓


本の内容
三谷幸喜和田誠と12本のおもしろ映画。本書は「キネマ旬報」1996年6月上旬号より1997年5月下旬号まで24回にわたって連載された対談をまとめたものです。

引き続き、続編「これもまた別の話」を読む。
オレの見ている映画はまた12本中6本。
薔薇の名前」「猿の惑星」が良かったな。
薔薇の名前」は好きな映画だし、「猿の惑星」はシリーズ5本が語られていてなんか懐かしかった。あのころ流行ったしね。

目次
ジョーズ
赤い河
アメリカの夜
5つの銅貨
ニノチカ
男はつらいよ
薔薇の名前
タイタニック
猿の惑星
マダムと泥棒
カサブランカ
雨に唄えば


本の内容
大ヒット作から埋もれた名作まで和田誠三谷幸喜がとことんディテールにこだわって12本の映画を語り合う!98年度キネマ旬報読者賞受賞。