ダーリンは外国人

ダーリンが外国人

面白かった。電車の中で読んでたら顔がにやけてきて、おっと危ない、おっと危ない、と楽しく読み終わりました。
で、なーんでこんなに笑えるのか?
考察してみると
コミックだからトニーのキャラはもちろん作ってるんだろうけど、すごくヘンでそしていい奴だ。
たぶんトニーはガイジンだから変わっているのではなく、ガイジンの中でもトニーは変わった奴なのだ。
でも日本人ならただの変な奴(本当かよ)が「このひとガイジンだから」というオブラートに包まれてとてもリアリティがあるキャラクターになっている。
ここがポイントだと思う。リアリティーのあるトニーとさおりの「ぼけとつっこみ」だから面白いんだ。
昔から「文化ギャップもの」本は好きなんだけれど、その中でもこの本は語りがとてもうまいと思う。
苦労もけっこうあると思うんだけどね。