マウリッツ美術館展に行く

神戸市博物館にて。
初めて行きました。立派な建物だなあ(元日銀?)。
奥さんと一緒。3階に上がって降りながら見ていきます。
点数は少な目ですが、よいものはそこそこあり、見応えあります。
三階にはレンブラントの宗教画、若い頃の作品ですがこれがよかった。ルーベンスの下絵もあります。ブリューゲルもいい。
二階に行くと展覧会の目玉、フェルメールの「真珠の首飾りの少女」が。
ここの展示がうまくなっていて、絵に辿り着くまでカニ歩きのように左右に通路が仕切られている。並んでいるうちに徐々に絵に近づくわけです。
人の頭越しに絵を何回か見て最後に一番近くで見ることができる仕組み。わかったのはある程度遠くからの視点を考慮に入れて作られてあり五メートル以上後ろから見ると綺麗だということ。近くによると、どういう手法で描かれているかが分かる。見て綺麗なのはある程度離れたとき。なかなか堪能できる展示方法でした。やっぱり名品なのは間違いない。
思ったよりは普通の大きさの絵でした。フェルメールの絵はごっつ小さい絵が多いので。だからカメラオブスクトラ(カメラの原型)を使ったといわれているのです。
二階には、ファン・アイク肖像画レンブラントの最晩年の自画像。これは小中学校の教科書で見た感動した絵でした。あとレンブラントの他の絵が二点、ルーベンスが一点、楽しめました。
朝早めに行ったので混み具合もまあ我慢できる程度でよかった。出た後かなり混んでるみたいでした。じいちゃん、ばあちゃんがやたら多いのは神戸市がタダ券でも配ってるのかなあ。
まあ、それもよしですが。わいがやな展覧会ではありましたね。


今度はペアで前売り券を買っている大阪国立国際美術館エル・グレコですね。