僕はそれを表現すべき言葉が出てこないのだけれども誕生日に(くどいです)

朝4時に目が覚めてPCをいじっていた。
子鬼が起きて来た。
パジャマのままやってきて「パパ、誕生日おめでとう」とそれだけ言うと帰っていった。
そう、誕生日だった。
本人も忘れるぐらい平凡。
子鬼は覚えていてくれた。たぶん前の日から言おうと決めていたんだと思う。


まるで突然今日は贈り物の日ですよと贈り物を貰ったような。いつもの夕食に「ディナーでございます」といきなり大皿が出てきたような。寝起きのうつらうつらにチュッとキスされたような。


こんなことくらいで胸がいっぱいでなにも思いつかないんだけれど。
「ありがとう」