映画「マイ・プライベート・アイダホ」

(ちょっとネタバレです)

前から見たかった映画、て結構昔の話になるな。
ストーリーは男娼のマイク(リバー・フェニックス)とスコット(キアヌ・リーブス)がマイク
の母を捜して旅をするロードムービー
マイクは複雑な家庭出身。キアヌは金持ちの息子でドロップアウト。見た目のままですが、キアヌは優等生顔だよな。
マイクはスコットに恋心を抱くがマイクはノンケで旅先の女の子と深い仲に・・・。
リバー・フェニックスが出自は卑しいがピュアという本人の資質そのままの役*1でもう凄くハマリ役。可愛くて可愛くてもう、って感じ。
で、なあキアヌ堕ちてやれよう、と思う。
キアヌが女と乳繰り合っている部屋の横で嫉妬に身悶えするシーンなんて、もう堪らんカワイイです。
もしキアヌに迫られてもうーん?と考えるけれどリバーなら無し崩しで許しちゃいそうだな、と思ったって「何の話だ」。
結局スコット(キアヌ)は金持ちの家を継ぎマイク(リバー)は荒れた暮らしを続けるという救いの無さもリバー・フェニックスの儚い美しさを際出させております。
やおい万歳のストーリーです。
余談ですが映像もとても綺麗で凝っておりその方面からもお勧め。

*1:リバー・フェニックスの両親は新興宗教の信者で子供にリバーやらレインボーやら自然の名前をつけたんだそうだ。