ゴッホ展

toshi-i2005-06-22

今日はお休み。
待望のゴッホ展に行ってきました。
平日午前なのに混み混み。みんなゴッホ好きなんだねえ。でもじーっと待つのをガマンすれば最前列で絵と向かい合うことも出来たので良かった。絵と向き合えなきゃ意味が無い。
第一印象。ゴッホは絵上手いやん。
私には「ゴッホは愚直な画家」という安直なイメージがあったんですが。筆遣いとか凄いや。
たとえ26歳から本格的に絵を始めたとしてもやっぱり天性の才能ってあるんだな。色使いとか本物を見たら改めて凄いなって思った。
そして保存状態がすごくいい。描いたらすぐ弟のテオに送って保存していたからかな。絵の材料がいいからかな。補修している?(ここら辺は分からない)
絵の内容もとても現代的で1900年頃の画家とは思えないなあ。絵に書き込まれている烏とかの象徴がとても現代的だと思う。
今回の目玉のひとつ。「夜のカフェテラス」は本当に美しかった。これだけでも見に来た価値があったよ。
私は素人だから絵の見方なんてきちんとしてないし。だから自分が絵を評価する楽しみとして「うちに持って帰って飾りたいか」という基準で考えてみたりするんですが、ゴッホの絵はとっても「お持ち帰り」したいよ。


さて、
ゴッホの絵の展示数は30点ぐらいなのでゴッホ絵の解説という捉え方により他の画家の絵が展示されているのですが、言ってみれば前座、前座、真打ちと並ぶ訳で、展示点数から言うと前座、前座、真打ち、前座また残座という感じでひょっとすると水増し・・(失礼しました!)
前座にはセザンヌゴーギャン、ミレーもあったし。
子供の頃(小学生ね)展覧会を見たときにはさっぱり?だったんだが今見るとセザンヌはものすごく絵が上手いしゴーギャンも上手いやん。自分の年齢で絵の見方は変わるなぁ。