2007年問題

2007年問題*1、確かに大変だね。
私はNHK「クローズアップ現代」を見ての話をしてますが、中学出て工場で叩き上げの塗装工の人とか、耳と指先でピアノの音調整する職人さんとか(0.1mmの段差の音を聞き分けるんだとか!)技術の伝承はホント難しいだろう。
こういう人たちが日本の産業を支えてきたんだなぁ。
でも高い背もたれの椅子で反っくり返っている大企業の部長さんとかが一人も居ないのは何故?
ま、言わずもがなですが。

*1:この言葉は、もともとはCSKの有賀貞一副社長が使ったもの。有賀氏自身は、単に団塊の世代の引退を意味するだけではなく、社会構造の成熟に伴って情報システムが抜本的に再構築されるべき時期が訪れるが、今後期待されるシステムは途方もなく巨大で複雑なものとなるため、従来的なシステム構築の在り方(企業の情報システム部門だけではなく、IT業界全体の在り方)にも変化が求められると解説している。またIT分野以外でも、団塊の世代が持つ高度な技術力やノウハウ、経験が下の世代に継承できるか、という広い労働問題を語る際にも「2007年問題」という言葉が使われるようになっている。